• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

年末までに確認すべき確定申告と節税のこと

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第9話 著者のプロフィールを見る

2015/12/5 掲載

今年もあと1月足らずになりました。年が明けると、確定申告の時期になります。

しかし、確定申告の対象は、1月から12月末までの期間の収入と必要経費です。つまり、12月までに確定申告の対策をしておかないと、年明けでは間に合わないことになります。

では、年末までにどんな対策ができるのでしょうか?

1.小規模企業共済の加入

小規模企業共済とは、個人事業主の退職金制度です。掛金として積み立てた金額を将来共済金として受け取れます。掛け金は月7万円が限度( 年84万円 )。その掛金を支払う場合、全額が所得控除になります。

年払いも可能ですので、12月に84万円掛金を払って全額所得控除にすることも可能です。

事業的規模の大家さんか、会社の役員である大家さんが対象になります。事業的規模があっても、サラリーマン大家さんは加入できないことになっていますのでご注意ください。

2.セーフティー共済( 倒産防止共済 )の加入

取引先が倒産し、売掛金が回収困難になった場合に、貸付けが受けられる共済制度です。掛金として支払った全額が必要経費になります。掛け金は、月額最大20万円( 年240万円 )までです。ただし、掛金総額800万円...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

閉じる

ページの
トップへ