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大阪・梅田のグルメスポット「お初天神」に面した小学校跡地に、地上56階の新ランドマークが2022年春に誕生へ

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2021/02/10 配信

2月上旬に梅田新歩道橋から撮影。奥に見えるひと際高い超高層ビルが、プロジェクトのシンボル。手前に曽根崎警察著、左手には阪急うめだ本店も確認できる
2月上旬に梅田新歩道橋から撮影。奥に見えるひと際高い超高層ビルが、プロジェクトのシンボル。手前に曽根崎警察著、左手には阪急うめだ本店も確認できる

「お初天神商店街」を中心とする
大阪屈指のグルメ集積地、曽根崎界隈

大阪・梅田エリアの東側に位置する曽根崎界隈。近松門左衛門の「曽根崎心中」の舞台となった露天神社(お初天神)があり、明治以降は鉄道開通で歓楽地として発展してきた。

その代表格と言える「曽根崎お初天神通り商店街」は、多くの飲食店が集まる大阪屈指のグルメ集積地。都心にあって今なお下町風情が残り、親しみやすい雰囲気も魅力の一つだ。

また、Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」や谷町線「東梅田駅」、阪急電鉄・阪神電鉄「大阪梅田駅」などに直結する地下街「ホワイティうめだ」内にある「泉の広場」が、2019年12月にグルメエリアとしてリニューアルオープン。それも後押しとなり、梅田で今注目を集めているエリアの一つと言えるだろう。

新御堂筋と「お初天神商店街」に挟まれた
大阪北小学校跡地に超高層ビルが出現!

「泉の広場」のM-13出口の階段を上ると、目の前に超高層ビルが建設されている。新御堂筋と「曽根崎お初天神商店街」に挟まれたこの土地は、もともとは2007年に閉校した大阪北小学校の敷地。2014年4月に住友不動産が大阪市から買い取り、その4年後から着工された。

地上56階の超高層ビルは、上体を反らさないと最上階まで見上げられないほどの高さ
地上56階の超高層ビルは、上体を反らさないと最上階まで見上げられないほどの高さ

「(仮称)梅田曽根崎計画」として進められているこのプロジェクトは、梅田エリアで働くビジネスマンやOL、周辺住民などでにぎわう「お初天神通り商店街」に面する特性を活かした施設計画。

高層部に「都心型住宅」、中層部に国内外のビジネス・観光客の利用を見込んだ「ホテル」、低層部には商店街に溶け込んだにぎわい空間を演出する「物販・飲食店舗」と「文化・交流施設」を導入。地域の活性化と都市機能の高度化に貢献する街づくりを意図しているという。

もちろん、公共交通機関の利便性は申し分ない。Osaka Metro「梅田駅」や「東梅田駅」をはじめ、梅田の各路線の駅とは徒歩 5 分圏内。現地直近まで「ホワイティうめだ」を利用した地下街アクセスも可能だ。

地上56階のシンボルタワーには
高級マンションやホテルなどが複合

今後も多少の変更はあるかもしれないが、プロジェクトのシンボルタワーの全容も明らかになりつつある。

この建物は、地上56階・地下1階、高さ192.075m、敷地面積6,837.63㎡。1階に物販・飲食店舗や交流広場、2階に文化・交流施設と収容避難所施設・災害用備蓄倉庫、3階に居住者用の駐輪場、4~8階にホテル(202室)、9~56階に集合住宅(801戸)が配置される。

ちなみに、4~8階のホテルは、東京・大阪・神戸を中心に事業を展開する住友不動産ヴィラフォンテーヌが運営。

集合住宅は9~39階が分譲マンションフロア(梅田ガーデンレジデンス)、40~56階が高級賃貸マンションフロア(ラ・トゥール大阪梅田ガーデン)になる予定。地上56階建てのマンションは、1990年以降に大阪市で供給されたマンションのうち「大阪市内最高層」だという。

「お初天神通り商店街」に面した1階に相当する場所。現在は囲われているが、ここに物販・飲食店舗がオープンすると見られる
「お初天神通り商店街」に面した1階に相当する場所。現在は囲われているが、ここに物販・飲食店舗がオープンすると見られる

以下、2月上旬時点でのフロア構成になる。

40~56F:賃貸住宅フロア(ラ・トゥール大阪梅田ガーデン)
9~39F:分譲住宅フロア(梅田ガーデンレジデンス)
4~8F:ホテルロビー・客室
3F:駐輪場など
2F:マンションエントランス、文化・交流施設、収容避難所施設・災害用備蓄倉庫など
1F:物販・飲食店舗など

「(仮称)梅田曽根崎計画」の工事が竣工を迎えるのは、2022年3月下旬予定。同時期に誕生予定の阪神百貨店と新阪急ビルから成る高層ビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」なども含め、梅田の開発ラッシュはとどまることを知らない。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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