「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」開業
再開発に沸くJR大阪駅周辺!
近年大規模な再開発が進んでいるJR大阪駅周辺。2014年10月に工事が着手した大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替も着々と進んでおり、2月に全体竣工を迎えた。
3月24日には高層部分にオフィスゾーンが開業し、大型複合ビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が全面開業する運びとなっている。
地下3階、地上 38階建ての同複合ビル。地下2階〜地上9階は阪神梅田本店となり、こちらは2022年4月6日にグランドオープンの予定。
11階〜38階にはオフィスが。そして、11階にはカンファレンスホール「梅田サウスホール」も入ることになっている。
また、うめきた2期地区に「阪急阪神ホテルズ」の新ホテルが2024年度にオープンを控えるなど、大いに盛り上がりを見せている駅周辺の再開発。
これらに加えて今年1月、阪急阪神ホールディングスが阪急電鉄・大阪梅田駅周辺の大規模再開発を計画していることが分かった。

「大阪新阪急ホテル」「阪急三番街」
「阪急ターミナルビル」の3つが再開発対象に
読売新聞オンラインによると、再開発の対象となるのは、閉館が決まっている「大阪新阪急ホテル」と商業施設「阪急三番街」、オフィスビル「阪急ターミナルビル」の3つ。
1964年築、10階建てのホテル「大阪新阪急ホテル」は梅田駅直結という利便性の高さが人気だったが、コロナの影響もあり、2021年3月に閉館を発表。2024年度末ごろ閉館、解体される予定となっている。
また、「阪急三番街」は1969年に開業した阪急大阪梅田駅直結のショッピングセンター。約270の店舗が入り、こちらも長きに渡って愛されてきた商業施設だ。

そして、「阪急ターミナルビル」は、地下1階、地上1階建てのオフィスビル。5・6階には「阪急17番街」、7階から16階まではオフィスフロア、17階にはレストランが入っている。
再開発の詳細はこれから検討される段階だが、将来的には西側のJR大阪駅周辺の施設との間を空中デッキで結ぶ構想もあるとのこと。
開業は8年後の2030年以降となる予定だが、この再開発により、大阪・キタの利便性が大きくアップし、注目を集めることが予想される。
大学の誘致なども念頭に置かれているということなので、さらなる人の流入も期待したいところ。不動産投資の観点でも、引き続き注目していきたい。
健美家編集部(協力:斎藤一美)
健美家編集部(協力:
(さいとうかずみ))