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原宿・神宮前の交差点の施設名称は東急プラザ原宿『ハラカド』に決定。 2024年春開業予定

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2023/08/01 配信

新しい文化の創造・発信地として開業
原宿・神宮前のシンボルになる?

東京都渋谷区の原宿・神宮といえば、竹下通りや明治通り沿いを中心に、国内外アパレルブランドの旗艦店やセレクトショップ、カフェなどが所狭しと並ぶトレンドエリア。

若者やインバウンドから圧倒的な人気を誇る場所として、世界的にも有名だ。かと思えば、大通りから奥に入ると落ち着いた雰囲気のショップや住宅地も広がっている。

サブカルなど若者カルチャーの発信地とされる、原宿・神宮前。新宿御苑や明治神宮、青山墓地など、周辺には緑豊かなスポットも広がっている。画像は開発中の「東急プラザ原宿『ハラカド』」。
サブカルなど若者カルチャーの発信地とされる、原宿・神宮前。新宿御苑や明治神宮、青山墓地など、周辺には緑豊かなスポットも広がっている。画像は開発中の「東急プラザ原宿『ハラカド』」。

同エリアと言えば、「ラフォーレ原宿」や「東急プラザ表参道原宿」など、たくさんの商業施設も点在しているが、再開発も次々と展開。

東急不動産と神六再開発(東急不動産と東京地下鉄の共同出資会社)が推進している「神宮前六丁目地区第一種市街地再開春事業」では、2024年春に開業予定の商業施設名が「東急プラザ原宿『ハラカド』」(以下、ハラカド)に決まった。

ハラカドが建つのは、神宮前の交差点。東急プラザ表参道原宿と交差点を挟んで対角に位置するが、同所も2024年以降は「東急プラザ表参道『オモカド』」に改称。

「ハラカド」「オモカド」の名称には「かど」が合わさり、人々の出会いの交差点となり、新しい文化を生んでいく、という思いが込められている。

「東急プラザ表参道『ハラカド』」の外観イメージ。「かど」には、神宮前交差点の角に建つ2つの施設、人と人が出会うまち角、明治神宮や原宿・表参道への入り口である「門」などの意味を持たせている。 出所:プレスリリース
「東急プラザ表参道『ハラカド』」の外観イメージ。「かど」には、神宮前交差点の角に建つ2つの施設、人と人が出会うまち角、明治神宮や原宿・表参道への入り口である「門」などの意味を持たせている。
出所:プレスリリース

1960年題の神宮前の交差点には、「原宿セントラルアパート」にトップクリエイターたちが集い、新たな消費体験や文化を創造。

「ハラカド」では、この文化を継承・発展させるのがコンセプトだ。入居者間の相互の共感を基点としたコミュニティを作り、施設運営に取り組む「ハラカド町内会」を立ち上げ、ここにはアートディレクターやクリエイティブディレクターなど、トップクリエイターが参加する。

建物は地上9階地下3階塔屋1階建てで、延床面積は約19,940㎡。地下1階には高円寺の老舗銭湯・小杉湯が、銭湯「小杉湯原宿(仮称)」を開業予定。

2階の神宮前交差点を見下ろす共有スペースには、特定にテーマに絞った雑誌を展示するフリースペース「COVER」が、3階はクリエイターズマーケットフロア、5~6階は約20店舗が集積する飲食フロア/フードコートになる予定だ。

工事は大詰めを迎えていて、8月に竣工予定、2024年春に開業を予定している。

「ハラカド」が開業すると、神宮前交差点では「オモカド」とともに、東急不動産の商業施設がランドマークとして存在感を発揮。同社は2024年度までに渋谷桜丘、原宿・神宮前、代官山、代々木公園エリアで4つのプロジェクトの開業を予定していて、広域渋谷圏におけるエリアを連携させるまちづくりを進めているが、そのひとつとして注目されるだろう。

また、原宿・神宮前にはJR原宿駅や東京メトロ千代打線・副都心線が通る明治神宮前駅も乗り入れている。同エリアにアクセスしやすいこれらの沿線は、若者を中心とする単身者にとって住みたいまちになっていくかもしれない。広域渋谷圏が魅力的になればなるほど、そういった傾向は高まっていくだろう。

健美家編集部(協力:大正谷成晴(おしょうだにしげはる))

大正谷成晴

■ 主な経歴

フリーランスの編集・ライター。
不動産投資、株式投資、投資信託、FXなどマネー関連、ビジネス全般、働き方、副業、クレジットカード、医療・介護など、幅広いジャンルで取材・執筆を行っている。

■ 主な著書

  • 『決定版 1万円からはじめるFX超入門』(かんき出版)

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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