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名古屋・名鉄「東岡崎駅」で南口・北口を一体化した再開発が進行中!新たな再開発ビルも登場予定

都市計画・再開発(地域情報)/名古屋/東海 ニュース

2022/07/27 配信

北西より俯瞰した北口新駅ビル完成予想イメージ図(リリースより)
北西より俯瞰した北口新駅ビル完成予想イメージ図(リリースより)

ジャズの街としても知られる岡崎の玄関口
名鉄「東岡崎駅」で進む再開発

愛知県・岡崎市に位置する名古屋鉄道「東岡崎駅」。周辺には岡崎市役所などの行政機関のほか岡崎城や大樹寺など豊富な歴史的資産が存在しており、通勤・通学で多くの人に利用されている西三河地区最大のターミナル駅だ。

名鉄「東岡崎駅」駅舎。北口には岡崎市役所や 愛知県西三河総合庁舎、南口には東岡崎駅前南口広場ガレリアプラザなどがある
「東岡崎駅」駅舎。北口には「岡崎市役所」や「愛知県西三河総合庁舎」、南口には東岡崎駅前南口広場「ガレリアプラザ」などがあり、駅周辺は大いに賑わっている
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徳川家康の生誕の地でもある岡崎。令和2年には新たな岡崎市のシンボルとして、「東岡崎駅」前に徳川家康公像が設置された

今年3月、名古屋鉄道は、「東岡崎駅」の北口および南口周辺を対象エリアとした一体的な再開発を行うと発表した。

リリースによると、本事業は、名鉄グループ中期経営計画「Turn-Over 2023」で掲げる「グループ一体となった 沿線・地域の活性化」の一環として取り組むもので、今後は 2021 年 11 月に岡崎市と締結し た基本協定に基づき、同市が主導する QURUWA 戦略と連携した施設計画を策定していくという。

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南東より俯瞰した南口ビル完成イメージ図(リリースより)
開発地計画エリア図(リリースより)。東岡崎駅の北口側、南口側を一体化した再開発が行われる
開発地計画エリア図(リリースより)。東岡崎駅の北口側、南口側を一体化した再開発が行われる

本再開発計画のコンセプトは< 「SWING ス イ ン グ HIGAOKA ヒ ガ オ カ 」 -この街の躍動的なリズムをリードする->

岡崎市には、世界的に類を見ない貴重なジャズレコード、雑誌、オープンリールテープなどが 所蔵されているほか、国内有数のジャズイベントが開催されるなど「ジャズの街」として広く知られている。

「SWING(スイング)」が持つポジティブな意味合いを踏まえながら、同市が取り組む一連のまちづくり戦略と連携し、本計画を通して駅施設を起点とした躍動的なリズム(人の流れ)を作り出し、地域の個性を引き立てていくとしている。

また、コロナ禍によって大きく変化する利用者の消費行動ニーズを捉え、岡崎の玄関口とし て賑わいを創出し、地域一体になったまちづくりを推進していくとのことだ。

開発の詳細は以下のとおり。

<北口>

北口の開発地(所在地:岡崎市明大寺町 4 丁目 70 他)の開発規模は、敷地面積 約 6,000 ㎡、構造規模鉄骨造地上 8 階、延床面積 約 13,000 ㎡、主要用途は商業、事務所、公益施設。今後は2027年度の着工、2029年度内完成予定を目指す。

現在の駅ビル(岡ビル)の解体後、利便性の高い事務所機能を有する複合施設を整備するほか、バスターミナルを再整備する事で 交通結節点としての役割を強化する。

施設全体では、街周辺への回遊起点として観光ニーズにも対応した店舗や、バスターミナルでの乗換え時間等も有意義に過ごせるよう、すき間時間のニーズにも対応した店舗も配置。

これに加えて、イベント等多目的に活用できるスペースを一体的に整備する。

<南口>

南口の開発地(所在地:岡崎市明大寺町字耳取 14-5 他)の開発規模は、敷地面積約 1,200 ㎡、構造規模は鉄骨造地上 3 階、延床面積は約 3,000 ㎡、主要用途は商業で、2022年度着工、2023年度内竣工予定。

南口周辺居住者と駅利用者をターゲットとした施設として位置付け、食品等物販店舗に加え、飲食、サービス等の用途を取り入れた生活利便性の向上 に寄与する店舗を誘致。周辺居住者にも選ばれる駅南口のシンボルとなるような施設を目指すとしている。

また、岡崎市は徳川家康生誕の地としても知られており、駅南口至近の六所神社を始め、市内には所縁の深い神社 仏閣が多い。 こうした周辺施設との立地にも配慮し、動線計画を含めた施設計画を進めていくという。

南口・北口両方を同時に行うという、今回の再開発。この計画が駅周辺のみならず、岡崎市全体の活性化につながることを期待したい。

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健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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