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銀行の融資審査基準はどう変わったのか? 融資を受けられる人とそうでない人の違い

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第107話 著者のプロフィールを見る

2019/2/12 掲載

前回の続きです( 参照:2019年の融資スタンスと不動産相場はどうなる? )。前回のコラムでは、最後に今後の融資基準について触れました。

大家さんに対する金融機関( メガバンクから信用金庫まで )の融資姿勢は、最近の動きを見ていると、金融庁による債務者に対する査定が厳しかったリーマンショック頃の水準に戻っている感があります。

■ 融資を受けるための二つの要件て

では、今後の大多数の銀行の融資基準について、予測してみましょう。まず、不動産賃貸業向けに銀行が長期の融資をする場合、次の二つの要件が大前提になります。

①借りた人が、きちんと返済できる見込みであること
②担保で保全できていること

逆にいえば、この2点で銀行を納得させることができれば融資は出ます。

まず、①の「 借りた人が、きちんと返済できる見込みであること 」についですが、不動産投資を始めて物件数が少ない方にとっては、融資対象物件単体のキャッシュフローで、返済していけることが基本となります。

計算式にすると下記のようになります。

・融資対象物件単体キャッシュフロー
=家賃収入-経費-借入金元金返済(-所得税・住民税 )

物件数が増えてくると、融資...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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