前回の続きです。
前回の最後に、「 本来は難しいはずの融資を自分が担当して実行することで融資先が成長し、感謝されることは、銀行員冥利に尽きます 」と述べました。
私はこれを「 ビジネスに携わる者の男のロマン 」と表現しました。自分も在職中にいくつかの取引先とそのような事例があります。退職した今でも、その会社の経営者の方とは良いお付き合いをさせていただいてます。
銀行員にも男のロマンとバンカーとしての誇りがあるのです。
彼らに経営者としての理念・目標を語り、事業内容について理解してもらい、資金面だけではなく取引先の紹介や、大家さんなら物件の紹介等をサポートしてもらえるようになれば、夢の実現に大幅に近づくことでしょう。
ただ、銀行が貸してくれるからといって、自分の投資スタンスを崩したり、基準を下げて不動産を買い進んだりするのは、絶対にいけません。
実際、失われた10年の時も、リーマンショックの時も、銀行が貸してくれるからと融資を受けて、不動産を買い進み破綻した法人・個人は多いのです。
■ 担当先の破たんは銀行員にとって脅威ではない
私たち大家さんにとって、破綻は最悪の事態です。しかし、銀行員は担当先が破綻...
前回の最後に、「 本来は難しいはずの融資を自分が担当して実行することで融資先が成長し、感謝されることは、銀行員冥利に尽きます 」と述べました。
私はこれを「 ビジネスに携わる者の男のロマン 」と表現しました。自分も在職中にいくつかの取引先とそのような事例があります。退職した今でも、その会社の経営者の方とは良いお付き合いをさせていただいてます。
銀行員にも男のロマンとバンカーとしての誇りがあるのです。
彼らに経営者としての理念・目標を語り、事業内容について理解してもらい、資金面だけではなく取引先の紹介や、大家さんなら物件の紹介等をサポートしてもらえるようになれば、夢の実現に大幅に近づくことでしょう。
ただ、銀行が貸してくれるからといって、自分の投資スタンスを崩したり、基準を下げて不動産を買い進んだりするのは、絶対にいけません。
実際、失われた10年の時も、リーマンショックの時も、銀行が貸してくれるからと融資を受けて、不動産を買い進み破綻した法人・個人は多いのです。
■ 担当先の破たんは銀行員にとって脅威ではない
私たち大家さんにとって、破綻は最悪の事態です。しかし、銀行員は担当先が破綻...
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