私ごとですが、65歳となりました。少し前に還暦のお祝いを皆さんにしてもらってから、あっという間です。そして、これからはアラ古希世代と言わざる得ません(苦笑)
オイラの人生を振り返ると、物心ついた頃から20歳頃までは世の中は常にインフレが続き、20代中頃からは高度成長時代。その間に2度のオイルショックもあったりドル円の変動相場制移行もあったりと、なかなか賑やかな時代でした。
20歳から30歳までのオイラは家業の漁師を継ぐべく24歳で船長になり、漁船の漁労長として鮭鱒漁とイカ釣り漁をしていました。「北海道一の漁労長になる」という目標を持ち漁船漁業に邁進していた青年期でした。
しかし、その一方で漁船を造船した際の漁業組合からの莫大な借入れ(当時はそう思っていました)8,000万の借金返済の目処も立たず、(金利は7%)歯痒さと不安を持っていたのを思い出します。
そして、漁業やオイラの住んでいた地方経済は一向に上向かないのに反して、テレビや新聞誌面では毎年のように銀座4丁目の土地の値上がりと株価の値上がりをニュースに取り上げていました。
当時はバブルに向かって日本中が(田舎は置いておいて)狂っていった時代
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる