現在、コロナ後のインバウンドの状況視察でイタリアやスペインを訪れています。出発前の羽田国際空港でのチェックインカウンターの長い行列は1年前と全く違った景色です。
羽田からルフトハンザでドイツのフランクフルト経由で、スペインバルセロナに到着したのですが、このカタルーニャ州バルセロナは、今から30年あまり前にオリンピックが開催された地です。
バルセロナオリンピックといって、我々世代の日本人の記憶に残るのは、当時14歳だった岩崎恭子さんが金メダルを平泳ぎで獲得して「今まで生きてきた中で一番幸せ」と名言を残したことですね(笑)
そのオリンピック開催に合わせて、バルセロナの街ではオリンピック用施設として既存の建物を改修したり、足りない施設を新たに建設したりしました。
その際、港湾にオリンピックのインバウンド迎える為、クルーズ船が寄港できる埠頭を造ったそうです。(実際に埠頭が完成されたのはオリンピック後だったそうですが)
ガイドさん曰く、オリンピック以前のバルセロナは主だった産業も衰退していて、街は活気がなく、不景気だったといいます。それがオリンピック開催を境に人口が増え続け、観光産業が大きく伸びたそうです
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