
高層マンション・商業ゾーン・交流広場…
新たに生まれ変わる京阪「古川橋」駅北側
大阪府門真市は2021年6月、京阪電鉄「古川橋」駅に程近い幸福町・垣内町地区の「まちづくり用地活用事業」の公募型プロポーザルにて、住友不動産・京阪電鉄不動産・ミサワホームの三者グループの提案を選出した。

計画地は、京阪電鉄「古川橋」駅北側の廃校となった旧「門真市立第一中学校」跡地とその周辺。2020年度に設立した土地区画整理組合(地権者32名)が、道路や公園など公共施設の整備を計画。プロポーザルでは住宅や商業など複合的な都市機能の導入を求めた。

市の玄関口にふさわしい複合的な都市機能の集積を目指し、住友不動産グループは41階建てのタワーマンションや近隣住民たちの憩いの場・交流の場となる広場などを提案。
7月下旬に基本協定を結び、2023年3月下旬に土地譲渡契約を締結、同年4月上旬に所有権移転および引き渡しを予定している。
来年開業予定の「ららぽーと」や
「コストコ」への近さは大きな魅力

今回の再開発の舞台となる幸福町・垣内町地区は、京阪「古川橋」駅から北に向かって徒歩2分程度。レトロな古川橋本通商店街があり、小さな商店や住宅が密集する下町風情が色濃く残るエリアだ。
ただし、京阪「古川橋」駅は、2022年に開業予定の「ららぽーと」や「コストコ」の最寄り駅になる「門真市」駅の隣駅であることは大きな魅力と言える。

また、古川橋には商店街のほか、駅一体型の商業施設である「コア古川橋」、南側には「イオン古川橋駅前店」などもあるため、日常の暮らしでは近場でも十分に事足りる。
未来の暮らしを見据えた最先端のまちづくり
古川橋の人気・価値の上昇に大きな期待感
古川橋駅北側の再開発において、住友不動産グループの提案では、敷地の西側に市内で最も高い超高層マンションを配置予定。東側に駅からのシンボルロードと一体化した屋外広場「にぎわいの輪」と「学びの輪」などを設置すると見られている。

マンションの住戸はファミリー向けを中心に567戸。5人以上の家族を想定した住戸も用意される予定だ。また、居住者専用のテレワークスペースをはじめ、フィットネスルームやゲストルーム、パーティールームなども設ける予定だ。
敷地内にはスーパーマーケットやドラッグストアなどの誘致を予定しているほか、地域の魅力を発信するエリアマネジメントセンターの設置も計画している。
駅近エリアの再開発、そして隣駅に大型ショッピングモールの開業を控える古川橋エリア。今のところは家賃相場も1LDKで約6.4万円、2LDKでも約6.7万円とリーズナブルだが、今後はじわじわと人気・価値が高まっていきそうな気配。早めにチェックしておいたほうが得策かもしれない。
健美家編集部
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