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横浜・山下町「NTT 横浜ビル」が建て替え。 2029年にオフィス・商業施設を備えた複合施設に!

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2022/12/23 配信

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横浜中華街からほど近い場所に立つ「NTT横浜ビル」の建て替えが決定。2029年に新たな複合ビルとして生まれ変わる(2022年12月20日撮影)

テナントとして横浜市が計画する教育施設
「スマート教育センター」を誘致

街のメインストリートである大桟橋通りや自然豊かな横浜公園に面し、中華街の北の玄関口となる玄武門に隣接する「NTT 横浜ビル」(所在地:神奈川県横浜市中区?下町 196 番 1 の一部)。

現在このビルを建て替え、新たな複合施設とする計画が進んでいる。

計画地はJR京浜東北線「関内駅」より徒歩10分、みなとみらい線「日本大通駅」より徒歩6分という利便性の高い場所。近くには横浜スタジアムもあり、平日・休日を問わず多くの人で賑わうエリアだ。

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開発地からすぐの場所にある人気観光スポット「横浜中華街」

NTT都市開発と東日本電信電話神奈川事業部が発表したリリースによると、建物は延床面積約2万4000㎡、地上9階・地下1階。

建て替え後はオフィスと商業施設を備える複合ビルとなる予定で、主なテナントとして横浜市が計画する教育施設「(仮称)スマート教育センター(以下「スマート教育センター」)を誘致するとしている。

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新たに誕生する複合ビルの外観イメージパース(リリースより)

この「スマート教育センター」は、横浜市が「新たな教育センター基本構想」及び「新たな教育センター基本構想の一部見直し」に基づき教育センターの再整備を進める目的で公募をおこなった新たな教育センター。

「子どもの新たな学びを創造する『教育デザインラボラトリー』」を基本理念としており、「調査・研究・開発」を核とした「人材育成」「発表・発信」「教育相談」の 4つの機能を構想・集約することで、各機能の連携による相乗効果を計るという。

今後は「スマート教育センター」について横浜市と連携を図りながら実現のサポートを行い、デジタル技術を活用した先進的な教育拠点の実現を目指すとしている。

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企業・大学等との共同研究を行う オープンイノベーションルーム(リリースより)
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スタジオを活用した授業配信等を行う フューチャールーム(リリースより)

また、同計画地は大桟橋通り・横浜公園・中華街といった“多様なエリアの結節点”であることから、施設利用者・地域の方々・街を訪れる人々に新たな価値を提供する開かれた建物を計画するとのこと。今後は2025 年に解体着工、2029 年の竣工を目指す。

ちなみに今回の計画地のすぐそばでは同じくNTT都市開発が手掛ける「横浜日本大通りプロジェクト」(所在地:神奈川県横浜市中区日本大通 5 番 2)も進行している。

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「NTT横浜ビル計画地」と「横浜日本大通りプロジェクト計画地」位置図(リリースより)

こちらは2020年3月にすでに着工しており、The Ascott Limited(本社:シンガポール、最高経営責任者 ケビン・ゴー)の運営するサービスレジデンスブランド「Citadines(シタディーン)」が2023年夏に開業予定。

開発地は敷地面積1,593.17 ㎡。建物は延床面積約 13,800 ㎡、地上17 階・地下 2 階で、ホテルの客室数 は242 室を予定している。

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「横浜日本大通りプロジェクト」計画地。ホテルの開業は2023年夏を予定している(2022年12月20日撮影)

新たな複合施設とホテルの登場で、賑わいが増すことが期待される大桟橋通りエリア。

近隣の関内駅前港町地区で2029年以降竣工予定の大規模な再開発が計画されていることもあり、周辺エリアを含めて今後も目が離せない。

健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

斎藤一美

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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