「サラリーマンを辞めてどうですか?」と最近聞かれることが多いです。
「ダラダラしてます」「麻雀ばっかりです」と答えていますが、予定はまあまあ入っています。1日、1~2時間で済む予定がポツンポツンと入っているイメージです。
サラリーマンの時には、仕事帰りや週末にやっていたので、無駄のないスケジュールを作ろうとしてやっていましたが、今はサラリーマン時代と比べると、時間に余裕を持って過ごしています。
このことを「ダラダラしている」と言っています。
※映画とか、本とか沢山読めるかと思っていましたが、サラリーマン時代よりも読めてない気がします。。。
時間も出来て、余裕もあるはずなのですが、ストレスは全く無いのかというと、色々あります。
今日は、そんなワタシを困らせている問題について、ちょうど、賃貸募集の繁忙期なので入居者の募集から退去までについて書きたいと思います!
同じ経験をされている方も多いと思うのですが、皆さんどのように対応されているか、良い方法あったら教えていただきたいです。
■窓開けっ放し
賃貸募集を行っている物件に、仲介業者の方が内覧をし終えた後に物件に行ってみると、窓が開いた状態のままになっています。自慢じゃないですが、複数の物件で何度も経験しています。
最初は、本当にどこの仲介業者さんがやったんだろう?と犯人捜しをしたり、真剣に考えて怒っていましたが、窓開けっ放しの経験がありすぎて、怒りよりも「またかー」と、がっかりした感じが多くなってきました。。。
■キーボックス開けっ放し
賃貸募集の客付け内覧を複数の賃貸仲介の方にお願いしているのですが、中々決まらないなーどういう状況だろう?と物件を見に行ってみると、キーボックスが開かれたまま、放置されていました。
え?今内覧中かな?
と思うくらいに普通にキーボックスがあいていました。
内覧前には連絡をいただいているので、どこの会社が内覧に行っているのかは分かっているつもりですが、最後に連絡をくれた業者が内覧後に忘れた可能性もあるし、もしかすると、ワタシが見に行く前に連絡なしで他の業者が見ている可能性もあります。
皆さんはこんな時どうしていますか?
賃貸会社に電話して、一言いいますか?
ワタシは、ミスをした担当者が明確な場合については、注意をしますが、そうでない場合は強いクレームは言いません。クレームを入れても客付けの成功には結び付かないと思っているからです。
この件では、クレームを言わずに、キーボックスの鍵Noを変更して、募集会社を見直す事にしました。時々物件を見に行かないとダメだなーと思いました。
こういうことがあるので、足しげく通えない遠方物件での自主管理は無理だなと思いました。
■クレセントが壊れている
内覧後に窓が開いたままになっている部屋は、更にクレセントも壊されていました。壊れたクレセントは床に置いてありました。
確かに、前から持ち手のところがガタガタと動くようになっていて、壊れる一歩手前だったのですが、壊れたなら一言!言って欲しかったです。ちなみに、壊れたままの内覧でしたが、賃貸の申し込みが入り決まりましたw
多分、客付けをした仲介会社の方もクレセントが壊れている事に気づいていると思うのですが、ワタシからは一言もその件には触れずに、「客付けありがとうございます!」と言っておきました。
その後、入居日が迫っていたので、Amazonで1,000円位のクレセント部品を注文して、自分で交換しました。ネジ二本で止まっているだけなので、5分で終わりました。
■入居中の油問題
入居者の方が油を排水に流したことによる詰まりがおこっています。特に冬だと、油は寒くなると固まるらしくて、排水管の中で詰まります。今のところ、入居者に外国人の方がいる物件で発生しています。食事と生活の慣習の違いですかね。
お食事中の方すいません!!!!!
水道業者に依頼して、排水管の清掃をしてもらいました。後日、入居者の方には排水の使用方法について、口頭での説明と、英語での説明書を作って渡して対応をしています。
■入居者が逮捕されて退去
入居してから、半年ほどで「退去する」という連絡が来たので、退去立ち合いに行きました。家族の方が立ち合い人だったのですが、退去の理由を聞くと「入居者が逮捕されたので。。。。」との事でした。深いところは聞かずに、手続きを進めました。
荷物が残っていましたが、家族の方は捨てる事が出来ないとの事だったので、費用をもらって残置物を撤去しました。居室はキレイに使ってくれていましたが、壁に穴が空いていました。。。
■退去日に荷物盛りだくさんの入居者
数年に渡って戸建てに住んでくれた入居者(20代)さんから退去の連絡をいただいたので、退去立ち合いの日程を決めました。しかし、予定日の二日前に入居者の方から、「コロナになってしまったので退去が出来ない」と連絡が入りました。
退去立ち合いを一緒にしてもらう業者さんへの段取りや、清掃業者の方の予定、賃貸募集をしていたので内覧の予定など、全ての予定がリスケジュールとなりました。しょうがないか…と思って、余裕を持って、新たに3週間後の退去日を決めました。
そして、3週間後。
退去日の前日に入居者に電話をしました。
マッツン「明日の退去立ち合いよろしくお願いします!」
入居者「わかりました。よろしくお願いします」
退去立ち合い当日の朝8時に入居者からTELがありました。
入居者「荷物を出すのが間に合いません。どうしたらよいでしょうか?」
マッツン「。。。。」
「昨日の電話の時に言ってよ!」と思いながら、またリスケかな?残置物の処分費用をもらおうかな?などと考えましたが、その前にまず、現地に行ってみる事にしました。
現地に到着すると、物件の前で、パンパンになった自分の車に荷物を積み込んでいる入居者がいました。
マッツン「こんにちは、後どれくらいで終わりそうですか?」
入居者「リビングは終わったので、あと一部屋くらいです」
じゃあ終わるかな。と思って、少し安心しましたが、一応、中を見せてもらう事にしました。部屋を見ると…
リビングも終わっていない。
居室も終わっていない。
大型のベッドもある。
大型の棚もある。
彼の車にベッドや棚を積むことは不可能です。この時点で、「この方とは約束できないな」と確信しました。退去立会に来てもらった業者さんは、ワタシより怒っており、この入居者さんに説教をし始めました。
皆さんだったら、このシチュエーションをどうしますか?
1)新たなスケジュールを約束する
2)残置物処理費用をもらって退去させてしまう
1案は「約束ができない人だ」とわかってしまったので、ワタシの中ではありえません。2の案も考えましたが、残置物処分費用は30万~50万円程かかりそうで、入居者の方にその金額を払える気がしませんでした。
そうなれば、家賃保証会社の補償額を大きくオーバーするので、ワタシの持ち出しです。結局、入居者から緊急連絡先の方にその場で電話をしてもらい、緊急連絡先の方にワタシから事情を話させてもらいました。
緊急連絡先の方に伝えたのは、次の2点です。
・約束を何度も破られている
・入居者だけの力では現在の残置物の処分をする事出来ない
最終的には、緊急連絡先の方に「一週間以内に荷物を出す事」を約束してもらって電話を切りました。入居者の方へは、部屋の片づけが終わったら写真で送ってもらえるように伝えました。
3日後、入居者の方から荷物がなくなった部屋の写真が送られてきました。退去立ち合いの日には、最低限の掃除もしてくれてありました。今回の判断は本人にとっても、こちらにとってもベストな退去となった気がします。
以上が割と最近に起きた入居から退去までの出来事でした。
サラリーマンを辞めたけど、人と対峙する事が多いですね。
まあ、自主管理を選んでいるからなのですがw
ファミリー物件が多いので、管理上の手間は少ないですが、今回のように細々としたことがあります。ちなみに、今回は賃借人に関わる入退去編でしたが、他のシリーズも色々とありますw。
ダラダラしながら、引き続き対応をしていきますw