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物件価格が下がってきた。セミリタイアの背中を押してくれた一冊。

張田満さん_画像 第78話

3月は札幌で行動しています。その目的は「 物件売却 」を進めるためです。不動産会社の販売担当の方々にヒアリングすると、「 販売価格が下がってきました 」と皆さん同じ見解です。

実際、私の売却物件も問合せが来たとしても大幅な指値が入ります。融資の扉も閉じつつあります。この先は、少し急ぎ足で売却を確定させていく方向で動いています。

■ 物件を売りに出して気づいたこと

売りに出して気づいたことがあります。私自身は購入時の入居率はあまり気にしない方なので気づきませんでしたが、売り物件の入居率や入居者の属性、入居年月日など現状を細かくチェックする方が多いようです。

そういう意味で売りやすいのは、「 入居者の属性のバランスがいい 」物件です。一例を挙げると、5年前に購入した三棟目アパートは、1K×10室の大学生向け物件で、購入時は全空でした。その後、リフォームして募集をかけると、春からの新入生10名で満室となりました。

「 やった、満室達成だ! 」と、むじゃきに喜んでいましたが、4年後の春には全員が卒業し、一斉に巣立っていきました。しかも、4月-6月の退去も多かったため、新卒者を招くタイミングを逸してしまうことに…(^_^;)

その後、閑静な住宅街の安価な1K部屋として大学生以外の社会人にも広く募集を行ったことで、入居者属性のバランスが取れてきました。入居者属性や入居時期がバラついてきたことで、売りに出した際には、購入検討者にプラスの印象を与えられるといいなと思います。

それともうひとつ、「 安く買った物件 」はやはり売りやすいです。当たり前だ、と思われるかもしれませんが、実際に売りに出してみて、しみじみ実感したのであえて書きます。

先ほどの大学生向けアパートも、一番いいときは、表面利回りが27%ありました。途中、空室率が上がった時期もありましたし、なんとか持ちこたえてきましたが、ギリギリの価格で購入していたらアウトだったでしょう。

「 安く買う 」ことに徹底的にこだわった結果、遠隔操作でもキャッシュアウトしないでなんとかなってきましたし、「 安く買った 」ために早く資金を回収して、売れるうちに売れそうな価格で売りに出すこともできるのです。

■ 3月11日になると思い出す私の原点

話は変わって、今年は3月11日を日本で迎えました。7年前の東日本大震災当日、当時サラリーマンだった私は、震災の当事者の方々の心情を想うと悲しい気持ちでいっぱいでした。「 とんでもない事態になった 」と思うと同時に、自分自身への嫌悪感もいだきました。

忙しくて時間など無い! と決めつけて、被災地のためにできることはないか? と考えることすらしない自分が情けなかったのです。その後も、心には思うことが溢れているのに、目の前の仕事に追われる毎日が続きました。

その後、体調を崩したこともあり、自分の人生に向き合い、優先順位を見直しました。そして、地位や名誉、仕事や収入よりも、「 家族との時間や関係性 」を最も大切にしたい、と決断し、辞表を提出しました。



先日、「 オイコノミア 」という経済番組を見ていたら、こんな質問が出てきました。

「 あなたが考える【 自由 】の対義語は何だと思いますか? 」

街頭インタビューでは、義務、拘束、会社、依存、権力、制限、多忙、規則、など様々な意見が出されました。その後、ゲストの経済学者が答えを明かしました。


「【 自由 】の対義語は、【 服従 】です 」


ああ、そうか。私は深く納得しました。あの頃の私は、給料をもらうために、毎日、会社に通っていました。会社に「 服従 」している状態だったといえるでしょう。当時の自分は、そのことに気づいていませんでした。

そして今、自由になってみると、あの頃の自分の毎日は、服従であふれていたと感じます。人間関係、食事、遊び、服装、髪型、旅行、読書、マイカー、住まい、、、など、自分では好きなことを選んでいると思っていることさえも、実は誰かに誘導されていたのです。

私は会社を辞めてから、すべて、自分の意思で決めることを意識してきました。

住み慣れた札幌からマレーシアに家族で移住したのも、「 札幌に生まれたから札幌に住んでいるけど、住む場所を自由に選べるならここに住みたいか? 」と考えると、違うかも、と思ったからです。

そして、「 本当はどんなところに住みたいのか? 」と熟考したとき、「 子供たちに偏見のない国際人として育って欲しい 」「 寒いのが苦手だから暖かい場所がいい 」「 住んでいる人たちが穏やかな場所がいい 」等の条件が浮かび、いくつかの国を見た上で、今の場所を選んだのです。



皮肉なことに、「 自由 」には、苦しさもついてきます。選択肢が増えすぎて、何を選んでいいか迷いますし、「 本当にこの選択で合っているのか 」がわからなくなるからです。服従を手放すことで、服従にセットになっていた報酬を失うことにも恐怖が伴います。

私だって、怖かったです。でも、家賃収入を得たこと、そして、東日本大震災で自分の本心に向き合ったことで、「 服従 」から抜け出して、「 自由 」な未来へ進むことを決断できました。今、その決断は間違っていなかったと思っています。

■ 私の背中を押した書籍「 自分の中に毒を持て 」

岡本太郎氏の「 自分の中に毒を持て 」という書籍があります。「 自由 」に憧れつつも、セミリタイアの決断ができなかったある日、たまたま手にした本です。この本の言葉が、私の背中をググッと押してくれました。印象的だった部分を紹介します。

たとえば、 いま 勤めている会社をやめたい、何か他にやることがあるんじゃないか、と考えている人は実に多い。だがそれは未知の道に踏み込むことだし、危険だ、と躊躇して迷いながら日を過ごしている。
 
現在のサラリーマンのほとんどはそういう悩みを、多かれ少なかれ持っていると思う。内心では、もっと別な会社や、別な道に進みたい希望を持っているんだが、踏みきれない。身の安全、将来を考えて仕方なく現在の状況に順応している人が驚くほど多いのだ。
 
いつも言っていることだが、ただ、自分で悩んでいたって駄目だ。くよくよしたってそれはすこしも発展しない悩みで、いつも堂々めぐりに終わってしまう。だから決断を下すんだ。

会社をやめて別のことをしたいのなら、あとはどうなるか、なんてことを考えないで、とにかく、会社をやめるという自分の意志を貫くことだ。
 
結果がまずくいこうがいくまいがかまわない。むしろ、まずくいった方が面白いんだと考えて、自分の運命を賭けていけば、いのちがパッとひらくじゃないか。何かを貫こうとしたら、体当たりする気持ちで、ぶつからなければ駄目だ。
 
体当たりする前から、きっとうまくいかないんじゃないかなんて、自分で決めて諦めてしまう。愚かなことだ。ほんとうに生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、自分自身と闘って、運命をきりひらいていくことなんだ。

それなのに、ぶつかる前から決めこんでしまうのは、もうその段階で、自分の存在を失っている証拠じゃないか。




■ セミナー講師としてのアウトプット

私がこのコラムを連載しているのには理由があります。それは、私の経験と気づきを伝えることで、少しでも自分らしい生き方に近づくキッカケ、にしてほしいと思うからです。

今年のマイテーマは「 アウトプット 」。その一つとして、今年はセミナー講師としてアウトプットしていくことを決めました。人前に出て話す機会から逃げてきましたが、使命だと思い行動していきます。

セミナーは、札幌、富山、彦根、東京、など随時開催いたします。東京では健美家さんに主催してもらう予定です。これまでの経験と学びを伝えたいと思っていますので、興味のある方は、ぜひお越しください。

( 参加受付についてはこのコラムやFB、ツイッターでお知らせいたします )。



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

【 YouTube 3チャンネル OA中!】

・インベスター Japan
不動産投資家の本音に迫る! 専門チャンネル

・Malaysia Penang diary326
MYマレーシア暮らしリポート

・ハリー326
「Harry VLOG ハリーブログ」

・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

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