いよいよ年末になりましたが、皆さまの今年一年の投資成果はいかがでしたでしょうか? さて、年末という事もあり、来年にむけて不動産投資家としてどのような戦略を持つべきかをオイラなりに考えてみます。
「 政策に売りなし 」「 国策に売りなし 」とは株の格言の一つです。政策で決まったことに対抗して逆張りしても、なかなか勝てない事の比喩として使われます。今回はこれを、不動産投資の世界に当てはめて考えてみます。
来年にかけて、政策では、
①消費税率が10月から10%へアップ
が決まっています。消費税が10%になると、オイラがメインでやっている投資方法である新築RC賃貸マンションなどでは、建築費コストは増税分が価格に転嫁されるのは間違いなく、ますます新築の期待利回りは低下することになると推察されます。
来年の10月までの工事請負契約があれば現行の消費税率8%が適応されますので、現在は駆け込み需要が旺盛です。来年中の工事単価は下がる要素はありません。
現状でかなり在庫がある請負工事受注が一通り消化される2020年くらいになれば、風向きも変わるでしょうか。具体的には、その頃に新築投資のマインドが冷え込んだ場合、値上...
「 政策に売りなし 」「 国策に売りなし 」とは株の格言の一つです。政策で決まったことに対抗して逆張りしても、なかなか勝てない事の比喩として使われます。今回はこれを、不動産投資の世界に当てはめて考えてみます。
来年にかけて、政策では、
①消費税率が10月から10%へアップ
が決まっています。消費税が10%になると、オイラがメインでやっている投資方法である新築RC賃貸マンションなどでは、建築費コストは増税分が価格に転嫁されるのは間違いなく、ますます新築の期待利回りは低下することになると推察されます。
来年の10月までの工事請負契約があれば現行の消費税率8%が適応されますので、現在は駆け込み需要が旺盛です。来年中の工事単価は下がる要素はありません。
現状でかなり在庫がある請負工事受注が一通り消化される2020年くらいになれば、風向きも変わるでしょうか。具体的には、その頃に新築投資のマインドが冷え込んだ場合、値上...
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