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不動産投資に抱くイメージや知識の有無を徹底調査!3割以上がサポートがあれば検討の可能性ありと回答

調査(不動産投資)/その他 ニュース

2022/12/03 配信

“貯蓄から投資へ”。
岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の実行計画の中で、貯蓄から投資のための「資産所得倍増プラン」が示された。日本は欧米と比べて「貯蓄はしても、投資は少ない」と言われることが多いが、この貯蓄を投資へと転換させていこうという狙いの計画だ。

一言に「投資」と言っても、株式や投資信託、FX、不動産投資など、様々な運用方法が存在する。特に「不動産投資」は、近頃注目される機会が多いが、取引経験のない人の中にはあまり良いイメージを持たない人も多いことだろう。

そこで、株式会社Kコンフィアンスは、投資(不動産投資以外)をしている20代~30代の会社員を対象に、「不動産投資の印象」に関する調査を実施した。

皆さんの体験談から、不動産投資に対するイメージや今後検討する場合に重視したいことを明らかにしていこう。

■「現在人気の高い投資は投資信託と株式投資」その弱点とは

最初に、現在どのような投資商品を運用しているか尋ねた。

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「現在運用している投資商品は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『投資信託(66.9%)』と回答した人が最も多く、次いで『株式投資(57.6%)』『暗号資産(13.4%)』と続いた。

『投資信託』と回答した人が7割近く、『株式投資』と回答した人が6割近くに達し、この2種の投資の人気が抜きんでていることがうかがえる。

そこで、その商品を選んだ理由やきっかけを尋ねてみた。

●決め手はリスクとリターンのバランス

【投資信託と回答した人】
・きっかけは積み立てNISAで、長期、投資信託ならお金を増やしやすいと感じた(20代/男性/東京都)
・会社で入ることになったから(20代/女性/青森県)
・少額から始めやすいから(20代/女性/富山県)
・リスクが少ないと思ったから(20代/女性/山口県)
・カードのポイントでできたから(30代/女性/福岡県)
・運用のプロに任せるのが良いと思ったので(30代/女性/福岡県)

【株式投資と回答した人】
・優待目的で(20代/女性/東京都)
・周りがやっていたから(20代/女性/千葉県)
・長期的に投資ができる(30代/男性/栃木県)
・比較的リスクが少なくリターンが得られるから(30代/男性/埼玉県)
・配当目当て(30代/男性/奈良県)
・リスクとリターンのバランスを管理しやすい(30代/女性/東京都)

投資信託を選んだ方の中には、リスクが低そうだからという回答が多数見受けられた。また、NISAを始めたことや、ポイントで始められることなど、投資信託を促進する取り組みや仕組みがスタートのきっかけとなっていることがわかる。

では、現在行っている投資について、何かデメリットを感じたことはあるのだろうか?
詳しく聞いてみた。

●リスクは低いものの、短期的にはなかなかリターン望めず

【投資信託と回答した人】
・短期的にはもうけが出ない(20代/男性/神奈川県)
・下がることはないけどあまり上がらない(20代/女性/東京都)
・手続きが面倒(20代/女性/福井県)
・手数料が少し高い(20代/女性/山口県)
・売り時がわからず、結局タイミングを逃してしまう(30代/男性/埼玉県)
・マイナスになっている(30代/女性/岐阜県)

【株式投資と回答した人】
・仕組みがよくわからない(20代/女性/神奈川県)
・株価の上がり下がりが激しく利益が出にくくなった(30代/男性/岩手県)
・日頃から値動きをチェックしなければならない(30代/男性/東京都)
・まとまったお金が必要になった時に引き出しにくい(30代/男性/岐阜県)
・株価が大幅に下がり売れなくなった(30代/男性/愛知県)
・増えている実感がない(30代/男性/三重県)

投資信託に関しては、手続きの煩雑さや手数料の高さが挙げられた。また、大きな損をするリスクはないものの、短期的な投資だと利益を手にすることが難しいと感じられているようだ。

株式投資に関しては、株価の上下に留意する必要があるという回答が散見された。殊に昨今乱高下している銘柄も多いことから元本割れのリスクがあるという点も挙げられた。

■投資用不動産の購入を検討したことがある人は2割弱。手を出さなかった理由は?

投資を行っている人の約7割が投資信託を、約6割が株式投資を運用していることがわかった。

続いて、投資用不動産の購入を検討したことがあるのか尋ねた。

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「投資用不動産の購入を検討したことはありますか?」と質問したところ、『ない(82.2%)』『ある(17.8%)』という結果になった。

検討したことがないと回答した人が8割を超え、投資信託や株式、FXなどすでに投資をしている人であっても、選択肢には入っていなかったことがうかがえる。

では、投資用不動産を購入しない理由とは一体何なのだろうか?
具体的に聞いてみた。

●元手もリスクも高そうで、知識もないので手を出し辛い…
・投資額が高いため(20代/男性/栃木県)
・やらない方がよいとよく聞くから(20代/男性/東京都)
・分散投資できないから(30代/男性/長野県)
・知識が無く、不安な為(30代/男性/愛知県)
・人口が減って不動産は今が高止まりだと思ってるから(30代/男性/兵庫県)
・過去に不動産バブル崩壊などあったのでリスクが高そう(30代/女性/神奈川県)

他の投資に比べ、多額な資金が必要であり、リスクが高そうだという回答が見られた。また、専門的な知識を必要とするイメージがあることから、身近ではない・敷居が高いという印象を抱いている人が多いようだ。

■不動産投資に対するイメージはマイナス評価が多い!?購入検討に必要な条件も

先程の調査結果で、不動産投資に対して、大きな元手が必要でなんとなくリスクが高そうというイメージを持っている人が多いことがわかった。

では、不動産投資に関する知識はどの程度持ち合わせているのだろうか?

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「不動産投資に関する知識はどれくらいありますか?」と質問したところ、『聞いたことがある程度(42.0%)』と回答した人が最も多く、次いで『まったく知らない(28.6%)』『少しならある(20.8%)』と続いた。

「まったく知らない」と回答した人が3割近くに上り、「聞いたことがある程度」と回答した人と合わせると、7割以上の人が不動産投資に関する知識をほぼ持ち合わせていないようだ。

続いて、不動産投資に対して抱いているイメージについて尋ねた。

「不動産投資に対して、どんなイメージを持っていますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『初心者には難しい(44.2%)』と回答した人が最も多く、次いで『初期費用が高い(41.1%)』『維持・管理が面倒である(29.8%)』と続いた。

4割以上の人が初心者には難しそう、初期費用が高そうというイメージを抱いており、約3割の人が維持・管理を面倒に感じている。そのようなイメージを持っていることから、先程の回答結果で明らかになった通り、8割以上の人が不動産投資を運用の選択肢に入れてこなかったことが推察できる。

では、どのような条件であれば不動産投資を検討したいと思うのだろうか?

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さらに、「どういった条件が整っていれば、不動産投資を検討したいと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『初期費用が少なく済む(39.3%)』と回答した人が最も多く、次いで『低リスクで投資ができる(37.3%)』『初心者でも簡単に始められる(31.8%)』と続いた。

回答者の多数が投資信託や株式投資運用を行っていることから、それらを基準として初期費用やリスクの低さを検討の条件に挙げている人が比較的多いと推察できる。また、初心者が簡単に始められるかどうかも、重要な判断材料であることがうかがえる。

■今後、不動産投資の検討はあり得るか 未経験者が最も重視したいことは

投資経験者の4割以上が、不動産投資に対して初心者には難しそう、初期費用が高そう、維持・管理が面倒そうといった印象を持っており、また、少ない初期費用や低リスクで投資ができ、初心者でも簡単に始めることができるのであれば、不動産投資を検討したい思っていることがわかった。

そこで、今後不動産投資を検討したいかについて尋ねた。

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「今後、不動産投資を検討したいと思いますか?」と質問したところ、『思う(34.7%)』『思わない(65.3%)』という結果になった。

3割以上の方が検討したいと回答しており、条件次第ではスタートのハードルが下がる可能性はありそうだ。

そこで、不動産投資を行う場合、特に重視したいことは何かを尋ねた。

「不動産投資を行う場合、特に重視したいことは何ですか?」と質問したところ、『低リスクでの利回り(34.9%)』と回答した人が最も多く、次いで『手厚いサポート(30.7%)』『高い利益率(22.7%)』と続いた。

低リスクでの利回りを重視している人が最多で、続いて手厚いサポートを望むと回答した人も3割以上だった。初心者ではなかなか全体像や合理的な運用方法がつかみ辛い投資だけに、信頼性の高いアシストが望まれているようだ。

■【まとめ】不動産投資についての知識を持つ人は少ない。サポート体制を整えれば安定した資産運用に!

今回の調査で、不動産投資以外の投資を行っている人の約8割が、これまで不動産投資の運用を検討したことがないことが明らかになった。

不動産投資の印象を尋ねたところ、初心者には難しそう、初期費用が高そう、維持・管理が面倒といった、漠然としたマイナスイメージを抱いている人が多数を占めた。

とはいえ、不動産投資の知識があるかをうかがったところ、7割以上の方が不動産投資に関する知識をほぼ持ち合わせていないという結果となった。

不動産投資を行う場合、特に重視したい点として低リスクでの利回りを重視している人が最多で、高い利益率という回答も見られた。また、手厚いサポートを望むと回答した人も3割以上に上ったことから、これらの条件が揃えば運用スタートを検討する余地があるかもしれない。

不動産投資は、準備段階からさまざまな作業を要する資産運用方法。不動産投資の基本から、投資条件の決定、物件選び、ローン審査、契約、管理会社の選定、運用、売却まで、総合的にサポートしてくれるサービスが望まれている。

■調査概要:「不動産投資の印象」に関する調査

【調査期間】2022年9月14日(水)~2022年9月15日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,015人
【調査対象】投資(不動産投資以外)をしている20代~30代の会社員
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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