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1位は「京都駅」?関西の家賃相場が安い駅ランキング~乗車・乗降人員10万人以上の駅編

調査(不動産投資)/ランキング ニュース

2024/01/30 配信

事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」は、JR西日本2022年度『駅別乗車人員(※1)』、Osaka Metro2022年『路線別駅別乗降人員(※2)』の関西圏内でそれぞれ1日平均10万以上が乗車する駅を対象に、利便性が高く、賑わいのある駅に住みたい方に向けたLIFULL HOME’Sの家賃相場が安い駅ランキングを発表した。

※1 JR西日本「なんでもランキング」2022年度(乗車人員:乗車の人員のみ、降車の人員等は含まず)
※2 Osaka Metro「路線別駅別乗降人員」2022年11月15日調査

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■仕事にも遊びにも!関西人の生活に欠かせない「JRとOsaka Metro」

関西圏において通勤や通学など日々の鉄道利用者は702万※3と言われる。なかでもJR西日本は京阪神エリアを通る東海道・山陽本線をはじめ、奈良や和歌山方面など、広範囲に移動を行う人にとって欠かせない交通手段だ。

大阪市内にはOsaka Metroが幹線道路に沿った9路線が張り巡らされ、市内で働く人々だけでなく、繫華街や観光地を訪れる旅行者の足としても利用されている。駅ごとの乗員、乗降人員には日常のなかで求められる利便性や駅や街の賑わいが表れていると考え、1日平均乗降人員が10万人以上と4万人以上の駅に注目し、それぞれの家賃相場を調査、安い駅をランキング形式で発表する。

※3 「JR西日本交通広告データ 2023年度版-JR西日本の交通広告のポテンシャル」

■【JR西日本編】乗車人員10万人以上の「大規模」5駅で最も家賃相場が安い駅は「京都駅」

「2022年度の駅別乗車人員」において、乗車人員数が10万人を超える大規模駅は5駅。大阪駅や京都駅、三ノ宮駅はJR線だけでなく、私鉄や地下鉄、路線バスなど複数路線が乗り入れ、利便性では関西でトップクラスといえる駅ばかりだ。ターミナル駅としてオフィスも多く、周辺の商業エリアとのアクセスも整備され繫華性も高い。シーンを選ばず利用できることを住まいの条件として優先する方には見逃せない。

5駅で最も家賃相場が安い駅は「京都」(65,000円)。東海道・山陽本線をはじめ湖西線や奈良線などの在来線に加えて、東海道新幹線が停まるため、出張や旅行にも利用しやすく、京都府内で最も大きな駅だ。「まちむすび※4」によると、周辺には百貨店や大手家電量販店、ショッピング施設があり、近場でなんでも済ませたい方に向いている駅といえそうだ。

2位は「天王寺」(67,000円)。大阪のターミナル駅として知られ、JR大阪環状線をはじめ、Osaka Metro御堂筋線など5路線の利用が可能だ。大阪市内へのアクセスだけでなく、和歌山県に繋がるJR阪和線の始発駅であり、さらに奈良方面に繋がるJR関西本線も乗り入れ、関西のどこにでもアクセス可能な利便性の高い駅となっている。さらに、駅周辺には複数の商業施設が充実し、天王寺動物園にも徒歩で通えるなど生活利便性も高い。

3位は「京橋」(68,600円)。JR大阪環状線をはじめ東西線、片町線に加えて、Osaka Metro長堀鶴見緑地線、京阪本線が利用可能で、大阪市内から京都方面へのアクセスが可能だ。まちむすびによると、オフィスビルやホテルが集まる大阪ビジネスパークが近く、夜遅くまで利用できる飲食店も充実している。周辺には商店街や業務スーパーがあることから、コスパの良い暮らしができる街といえそうだ。

4位「三ノ宮」(73,200円)となり家賃相場7万円を超え、最も乗車人員が30万人超で最多の「大阪」は5位で75,500円だった。

※4「まちむすび」は、気になる「まち」や知らなかった「まち」のことを実際に住む人の声や各種データから知ることができる、街の情報がつまったサービスです。ライフスタイルや重視する項目に回答していくと選択した内容に合った駅を提案する機能がある。

「京都」
「京橋」

■【JR西日本編】乗車人員4万人以上10万未満の駅における家賃相場が安い駅は「明石駅」

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1日の乗車人員が4万人以上10万人未満の駅でにも注目し、家賃相場を調査した。

家賃相場が安い駅の1位は兵庫県明石市の「明石」(55,000円)で、TOP10内で唯一の5万円台。2位「姫路」(60,000円)と兵庫県内の駅がTOP1,2を占め、3位「高槻」(62,000円)がランクイン。「高槻」は大阪駅から京都駅の中間に位置し、新快速で大阪から16分、京都から13分と通勤通学に利用しやすい駅。まちむすび※5によると、業務スーパーやホームセンターなどもある一方、閑静な住宅街もあることから、静かに暮らしたい人に向いている駅といえそうだ。4位「尼崎」「茨城」と東海道・山陽本線の駅が続く。

6位「鶴橋」「新今宮」(65,000円)は大阪環状線の駅がランクイン。まちむすびによると、「鶴橋」はJR環状線をはじめ、Osaka Metro千日前線や近鉄奈良線、近鉄大阪線など複数路線利用可能。改札の外に出ず、乗り換えが可能な近鉄「鶴橋」は名古屋や伊勢、奈良、京都行きの特急が利用できる。まちむすびによると、飲食店が多い一方、お寺や神社が近くにあり、病院が充実、美味しいパン屋さんがあるなど下町の雰囲気が好きな人に向いている駅といえそうだ。

8位「神戸」(68,000円)、9位「新大阪」(70,000円)はともに東海道・山陽本線、10位「北新地」(89,000円)は東西線唯一のランクインという結果になった。

※5
「高槻」
「鶴橋」

■【Osaka Metro編】乗降人員10万人以上の駅における家賃相場が安い駅は「天王寺駅」

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「2022年度 のOsaka Metro路線別駅別乗降人員」において、乗降人員10万人を超える大規模駅は8駅。最も乗降人員が多い駅は「梅田」で376,997人と唯一30万台。同エリアの「東梅田」「西梅田」やJR「大阪」、阪急電車、阪神電車などの私鉄各線への乗り換えも可能で、関西で最もにぎわうターミナル駅だ。

8駅で最も家賃相場が安い駅は「天王寺」(67,000円)。「天王寺」は、JR西日本編のランキングでも2位に入っていることから、関西において賑わいがありながらも家賃相場が割安な街と言えるだろう。

2位は「新大阪」(70,000円)がランクイン。まちむすび※6によると、複数路線利用可能なため、終電が遅くまであり深夜営業のスーパーや飲食店がある。さらに、ホームセンターや業務スーパーもあり、電車移動を重視しながらも日々の生活必需品などは近く揃えたい方に向いているといえそうだ。

3位は3路線が乗り入れる「なんば」(71,000円)がランクイン。Osaka Metro3路線の他、関西国際空港や和歌山まで繋がる南海本線、近鉄奈良線「大阪難波」では阪神なんば線が乗り入れているため、「大阪ドーム」「西九条」を通って兵庫県「尼崎」までアクセスできる。まちむすびによると、百貨店やショッピング施設、オシャレなカフェ、遅くて外食ができるお店があるなど、ショッピングが好きな人に向いていると駅といえそうだ。

4位「梅田」(78,000円)、5位「心斎橋」(79,500円)、6位「本町」(80,940円)、7位「淀屋橋」(84,000円)と御堂筋線沿線の駅がランクイン。御堂筋線は大阪市役所をはじめ、商社や大手企業のオフィス街、老舗百貨店や飲食店で賑わう繫華街にアクセスできる。オフィス街には歴史的建築物が残り、繫華街には観光客を飽きさせない食やファッションの専門店が集まり、関西人にとってオンもオフも欠かせない路線の一つといえるだろう。

同率7位「東梅田」は14万以上が利用し、その谷町線は大阪市街の利用者も多い路線のため梅田エリアで駅勢圏が重なる御堂筋線「梅田」や四つ橋線「西梅田」との違いがある。

※6
「新大阪」
「なんば」

■【Osaka Metro編】乗降人員4万以上10万人未満の駅における家賃相場が安い駅は「なかもず」

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1日の乗車人員が4万人以上10万人未満の15駅にも注目し、家賃相場を調査した。家賃相場が安い駅の1位は「なかもず駅」(57,600円)で、御堂筋線の始発駅で「天王寺」や「なんば」まで25分程度でアクセスでき、南海高野線「中百舌鳥」も利用できる。まちむすび※7によると、ホームセンターや業務スーパー、運動に適した公園がありファミリーに向いている駅といえそうだ。大阪市内の中心部から離れた2位「天下茶屋」(60,000円)、3位「西中島南方」(69,000円)が続く。

4位以下は家賃相場が7万円台の大阪市中心部の駅がランクイン。4位「谷町九丁目」(70,000円)、5位「日本橋」「阿波座」(73,000円)、6位「天満橋」75,000円、7位「谷町四丁目」(76,000円)と南北に走る谷町線や堺筋線、東西に走る中央線の駅となった。

4位「谷町九丁目」は、千日前線と乗り換えが可能で、近鉄「大阪上本町」と地下道で繋がっており、大阪市近郊や奈良の利用者も多い駅。まちむすびによると、深夜まで営業しているスーパーや飲食店があることから、外食が好きな方に向いている駅といえそうだ。

9位は同率で「江坂」「南森町」「肥後橋」(77,000円)がランクイン。なかでも「南森町」と「肥後橋」は「東梅田」(84,000円)、「西梅田」(90,000円)からそれぞれ1駅程度の立地にありながら、家賃相場が7,000円以上安い駅。梅田エリアから徒歩圏内にあるため、オシャレなカフェや飲食店、ショッピングができるお店があり、オンもオフも都会の暮らしを満喫したい方に向いている駅といえそうだ。

※7
「なかもず」
「谷町九丁目」
「南森町」
「肥後橋」

■調査概要

・対象駅: JR西日本「なんでもランキング」2022年度 駅別乗車人員、Osaka Metro「路線別駅別乗降人員」2022年11月15日調査
・対象物件:LIFULL HOME’Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15m2以上40m2未満の賃貸物件
・抽出期間:2022年12月~2023年11月
・家賃相場:管理費を含む月額賃料から中央値を算出

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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