こんにちは!すずまるです。
突然ですが、「賃貸に月数万円払うなら、マイホーム買った方が良くね?」って思ったことはありませんかー??
私も例外なく、住宅ローンを使いたい気持ちを抑えられなくなり、昨年から今年にかけて、自分が住むための物件を探していました。その結果、ドンピシャの戸建てが見つかったのですが、これがなかなかクセのある【賃貸併用住宅】で、住宅ローンの融資付けにかなーり苦戦しました。
※私が多重債務者だったことも、苦戦した理由の一つでした(汗)。
それでも悪戦苦闘の末、最終的にはオーバーローンで承認を貰うことができたので、今回はその時のことを共有したいと思います!
■属性&物件の前提条件について
最初に前提条件として、すずまるの属性は以下です。
・勤続9年目のサラリーマン
・借入額1.5億円強
・不動産運営状況はまぁ良好
この物件は、ある日ネットパトロールをしていて見つけました。
・物件価格:約5,500万
・賃貸併用住宅(店舗併用の戸建て)
・都内の好立地、ほぼ土地値
・1970年代築の“旧耐震”
・土地面積が40㎡以下の“狭小地”
かねてより住みたかったエリアだったので、情報サイトでこの物件を見つけた時には椅子から飛び上がってしまいました。
旧耐震だったものの、200~300万ほどかけてリフォームすれば綺麗になりそうだったし、住みながらDIYをするのもいいな~ウキウキ!と考えていました。
■賃貸併用住宅の返済シミュレーション
5,500万円の物件を住宅ローンで購入すると、月の返済額はいくらになるでしょうか。
融資期間→35年、金利→0.5%と仮定すると、月の返済額は約14万円。この物件は店舗部分を賃貸に出していて、家賃は約7万円でした。つまり、月の実質的な支払いは【返済額14万-家賃収入7万=7万】になります。(実際には固都税などがかかるけど)
実質7万円で、都心のファミリー間取り物件に住めてしまうわけです!!!
なんてこった!!!
しかも憧れの街!すずまる垂涎のアンティーク感(築古w)!内覧の日には近所をぐるぐると散策し、これはもう絶対に買うぞ!!と固く心に誓ったのです。
■全滅したメガバンク・ネットバンク
さて、となると何が何でも融資付けです。
それまで住宅ローンを打診したことがなかったので、まずはネットで申し込める「メガバンク」と「ネットバンク」を中心に、片っ端から申し込みました。
この時までは、「月々の実質負担7万だし、不動産の運営も好調だし、サラリーマンの収入もあるし、普通に融資出るっしょ!」とたかを括っていましたwww
しかし!それから続々と届く審査の回答!立て続けのおことわり!
そういえばこの物件の仲介さんが、「何組か融資打診はしたんだけど、誰も融資つかなかったんだよねー」って言ってたのを、この時に思い出しましたw
“少なくともこれで融資NGだった理由”は以下です。1年前のメモですし、あくまで私のケースなので、参考までに…
●イオン銀行→賃貸併用住宅NG
●auじぶん銀行→賃貸併用住宅NG
●PayPay銀行→賃貸併用住宅NG
●中央ろうきん→賃貸併用住宅NG
●楽天銀行→賃貸併用の場合、賃貸部分は融資NG
●三菱UFJ信託銀行→旧耐震NG
●三井住友信託銀行→狭小土地(40㎡以下)NG
●みずほ銀行→狭小土地(40㎡以下)NG
●りそな銀行→狭小土地(40㎡以下)NG
●三菱UFJ銀行→狭小土地(40㎡以下)NG
●ARUHI→戸建ては(確か居住部分)70㎡以上無いとNG
〇住信SBIネット銀行→事前審査はあっけなく通過。が、本審査に進むのに売買契約書が必要。本当に事前審査通ったのか?融資条件は?がわからず、売契に進めなかった。
〇SBI新生銀行→上に同じ
〇三井住友銀行→唯一事前審査OK!だったが金額伸びず断念
※一部ネット申し込みではない金融機関有り
そもそもネット上の“申し込みフォーム”からの申し込みが多くて、不動産を所有している旨や賃貸併用住宅である旨すら伝えられないことも多々ありました(自由記述の枠もなかった)。
メガバンク・ネットバンクは、金利が安いことや審査が速いことなどのメリットもあるけれど、対応が画一的で、イレギュラーな案件には融通が利きにくいと感じました。
■可能性を感じた信金さん
メガバンク・ネットバンクからは全滅の香りが漂ってきました。そこで次は対象物件のあるエリアの地銀さん・信用金庫さんにアタックしました。
具体的には、「●●(地名) 地銀」 「●●(地名) 信用金庫」と検索し、物件の近くに本店・支店がある金融機関をリストアップして、上から順に電話をかけました。あとで数えたら12行に電話してました。
突然の電話にも関わらず、親身に話を聞いてくれて、取り付く島もなかったメガ・ネットバンクと比べて、かなり手ごたえを感じました!
しかし、大半は以下のいずれかの理由により、電話で丁寧にヒアリングしてくれた上で、お断りをされてしまいました!泣
②旧耐震NG
③賃貸併用NG
「旧耐震NG」と言われることが一番多かったです。収益物件もそうだもんねぇ。
しかし、2行の信金さんが、「旧耐震は厳しいんですけど…」といいつつも、資料を送って欲しいと言ってくれました。結局は旧耐震が主な理由でNGだったけれど、ありがたいことにかなり審査してくれている感がありました(主観ですw)
この物件は旧耐震がネックになったけれど、旧耐震じゃない賃貸併用住宅なら、融資をしてくれる信金さんは見つかりそう、と感じました!
■念願のオーバーローン!頼れるのは結局…
合計20~30行ほどからお祈り連絡(=お断り)を貰い、氷河期の就活並みの厳しさに(知らんけど)心折れそうになっていた時、1本の電話が飛び込んできました!
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融資OKです!さらに、諸費用分も上乗せできます!
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!!!!!!
ままま、まさかのオーバーローン!!!!!神神神!!!!!
颯爽と現れた神様ミカエル様的な金融機関さんはどこかというと、所有する収益物件ですでに融資を受けていて、既存のお付き合いがある某地銀さんでした。融資条件は、金利0.6%台、期間35年、物件価格+諸費用400~500万のオーバーローンという、願ってもいない条件でした。
この地銀さんも、新規の飛び込みだったらきっとNGだったと思います。
今回は、過去の審査や、毎月の返済で信頼関係を築くことができていたからこそ、尽力してくれたのだと思っています。
最後に頼れるのは結局、既存のパートナーさんでした!日頃のお付き合いの大切さをひしひしと感じました。今後も毎月しっかり返済させて頂きます!!!!!!!!
、、、と喜んだのですが、、、、結局業者さんに持っていかれてしまい、購入することができませんでした。、、、この地銀さんには平伏して謝りました、、、、泣、、、、、、、、
はてさて、以上が、2024年に会社員の私が、都内のワケあり賃貸併用住宅へ住宅ローン融資付けを挑んでみたお話でした。どうでしたでしょうか!賃貸併用住宅を狙っている人は結構いると感じるので、誰かの参考になりますように(*ノωノ)
さて、X(@hirumunai)では日々のフ活やあれこれをツイートしているので、こちらも良かったらチェックしてもらえると嬉しいです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!