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大阪がトップ10入り!イギリス経済誌エコノミスト「世界の住みやすい都市ランキング」2023年度

調査(不動産投資)/ランキング ニュース

2023/08/10 配信

昨年に続き、英誌『エコノミスト』の調査部門による「世界の住みやすい都市ランキング」で、アジア唯一のトップ10入りを果たした大阪(photoAC)
昨年に続き、英誌『エコノミスト』の調査部門による「世界の住みやすい都市ランキング」で、アジア唯一のトップ10入りを果たした大阪(photoAC)

大阪がアジア唯一の
トップ10にランクイン

2023年6月、イギリスの経済誌『エコノミスト』の調査部門がまとめた「世界の住みやすい都市ランキング2023年版」(The Global Liveability Index 2023)を発表した。

トップの座は、オーストリアの首都ウィーンが2年連続で堅持。日本からは昨年に続き、大阪がアジア唯一のトップ10入りを果たした。

ランキングは世界173都市について、インフラ、医療、教育、政治・社会の安定性、文化・環境などの指標に基づき、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめたものになる。

ランキングは以下の通り。
1位 ウィーン(オーストリア)
2位 コペンハーゲン(デンマーク)
3位 メルボルン(オーストラリア)
4位 シドニー(オーストラリア)
5位 バンクーバー(カナダ)
6位 チューリヒ(スイス)
7位 カルガリー(カナダ)
7位 ジュネーブ(スイス)
9位 トロント(カナダ)
10位 大阪(日本)
10位 オークランド(ニュージーランド)

15位 東京(日本)

“夢の街”と称される1位のウィーンは安定性に優れ、教育・医療・インフラが傑出し、文化やアミューズメントが充実していることも高ポイントにつながった。

大阪は新型コロナウイルス関連の規制が撤廃されたことで、文化と環境に関するポイントがやや上昇。ニュージーランドのオークランドと並んで10位に食い込んだ。

新型コロナ関連の規制が緩和され
パンデミック前の活気が回復傾向

大阪の魅力は、何と言ってもアクセス面の良さだ。市街地から梅田や難波といった大阪の都心までの交通網は、比較的短時間かつシンプルで、東京ほどの混雑も見られない。通勤・通学やお出かけなどの時のストレスが軽減できるのはメリットの一つと言える。

また、大阪を拠点に京都や兵庫・神戸、奈良といった関西圏はもちろん、四国にもアクセスしやすく、観光や行楽、レジャーなども幅広いエリアで気軽に楽しめる。

気さくで親しみやすい人柄や、お好み焼きやたこ焼きといった“粉もん”が充実するグルメも相まって、訪日外国人観光客からの人気も高い。実際、2018年度の訪日外国人消費動向調査では、大阪は訪問率41.8%を記録し、日本国内の都市でトップになっている。

新型コロナ対策の緩和でインバウンド需要も再び高まり、街や観光スポットには多くの訪日外国人観光客が戻ってきている
新型コロナ対策の緩和でインバウンド需要も再び高まり、街や観光スポットには多くの訪日外国人観光客が戻ってきている

その後、パンデミックの影響で一時はインバウンド需要が落ち込んだものの、ここにきて以前の活気を再び取り戻している印象。大阪の街や電車、観光スポットでは外国人観光客で溢れ、にぎわいを見せている。

万博を見据えた再開発で
さらに住みやすい都市に

2025年の大阪・関西万博の開催を控えている大阪は、さらに住みやすい都市へと生まれ変わろうとしている。

“うめきた”の都市開発プロジェクト「グラングリーン大阪」の完成イメージ(出典:グラングリーン大阪開発事業者)
“うめきた”の都市開発プロジェクト「グラングリーン大阪」の完成イメージ(出典:グラングリーン大阪開発事業者)

その筆頭に挙げられるのが、大阪“キタ”の中心地・梅田にあるJR「大阪駅」北側エリア、通称“うめきた”の再開発事業。ホテル・オフィス・商業施設・都市公園が一体化した都市開発プロジェクト「グラングリーン大阪」が、2024年夏の先行まちびらき(全体開業は2027年予定)を目指して進められている。

そのほか、JR「大阪駅」西側エリアには、「JPタワー大阪」「イノゲート大阪」といった複合ビルが2024年の開業を控えるなど、JR「大阪駅」周辺は大きく様変わりを遂げそうだ。

一方、大阪“ミナミ”の中心地・難波では、南海「難波駅」南側には、日本初進出となるタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」などホテル3施設を中心に構成される「なんばパークス サウス」が、2023年7月にグランドオープン。関西国際空港から南海電鉄でつながる“玄関口”となるだけに、旅行客の宿泊・滞在を強化している。

また、交通面では「なにわ筋線」が2031年春に開通予定。それに伴い、阪急電鉄はJR「うめきた(大阪)地下駅」から十三(じゅうそう)・新大阪方面につながる新線「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」の設立を検討している。これが実現すれば、関西国際空港やJR「新大阪」駅へのアクセスが飛躍的に向上する。

万博を視野に入れた再開発などにより、今後もさらなるアップデートに期待が膨らむ大阪。2024年度以降の「世界の住みやすい都市ランキング」からも目が離せそうにない。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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