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東京メトロの乗降人員10万人以上の駅における家賃相場が安い駅ランキング、1位は「北千住駅」

調査(不動産投資)/ランキング ニュース

2023/12/14 配信

事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」は、東京メトロが発表した2022年度の『駅別乗降人員(※1)』をもとに1日平均10万人以上が乗降する駅を対象に、利便性が高く、賑わいのある駅に住みたい方に向けたLIFULL HOME’Sの家賃相場が安い駅ランキングを発表した。

※1 東京メトロ発表「各駅の乗降人員ランキング」2022年度、他鉄道との直通連絡駅および共用している駅は含まず

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LIFULL HOME’S「LIFE LIST」

■働く、暮らす、観光に欠かせない東京メトロ「2022年度 東京メトロ乗降人員」

1927年(昭和2年)12月30日、上野~浅草間に日本初の地下鉄(現東京メトロ銀座線)が開業した。現在、東京メトロは東京23区を中心とした180駅からなり、1日平均595万人に利用されている。

特に、JR山手線内の“東京の中心部”には大手町や霞が関、西新宿などのオフィス街も多く、蜘蛛の巣状に複雑に張り巡らされた各線は都心で暮らし、働く人々にとって利便性が高く欠かせない交通手段の一つとなっている。また他鉄道との直通連絡線も多く、改札を出ることなく乗り換え利用できるなど利便性を高めている。

さらに、銀座や浅草、六本木、表参道などの観光地へのアクセスの良さも“遊び”の面でも見逃せない。そこで1日平均乗降人員が10万人以上と5万人以上の駅に注目し、それぞれの家賃相場を調査、安い駅をランキング形式で発表した。

■乗車人員10万以上の大規模駅で最も家賃相場が安い駅は「北千住駅」8.1万円

「2022年度の東京メトロ駅別乗降人員」において、乗車人員数が10万人を超える大規模駅は22駅。最も乗降人員が多い駅は「池袋駅」で、46.1万人と他を大きく引き離している。

20万人台は大手町駅や北千住駅の2駅、繁華街を擁する銀座駅、新宿駅、新橋駅、上野駅、渋谷駅が続く。また、タワーマンションが建ち並ぶ豊洲駅やオフィスエリアの飯田橋駅、霞が関駅も登場。それぞれの駅は、東京メトロで複数路線が乗り入れたり、JR線や私鉄など他社路線への乗り換えが可能だったりと、利便性が高い駅だ。

22駅で最も家賃相場が安い駅は「北千住駅」(家賃相場8.1万円)。千代田線をはじめ日比谷線、東武伊勢崎線、JR常磐線、つくばエクスプレスが利用可能な足立区内でも最も大きなターミナル駅だ。まちむすび※2によると商業施設や量販店、コスパの良いお店があり、ショッピングや外食、近場でなんでも済ませたい方に向いている駅といえそうだ。

2位は「西日暮里駅」(同9.1万円)。千代田線やJR山手線、京浜東北・根岸線、日暮里・舎人ライナーが利用可能で都心部にアクセスしやすさだけでなく、終電が遅くまであるなどもチェックポイント。まちむすびによると、閑静な住宅街やお寺や神社が近くにあるなど治安が良く夜道も安心して歩け、静かな暮らしを重視する方に向いている駅といえそうだ。

3位は「池袋駅」(9.7万円)。丸ノ内線、有楽町線、副都心線の3線が乗り入れ、JR線や西武池袋線、東武東上線など9路線の利用が可能。まちむすびによると、バスなど交通利便性も高く、駅周辺には老舗百貨店や家電量販店がありショッピングが好きな方、買い物を1か所で済ませたい方に向いている駅といえそうだ。また、野外劇場をはじめ大小の劇場があるなど文化体験に関心のある方にも注目の駅だ。

※2「まちむすび」は、気になる「まち」や知らなかった「まち」のことを実際に住む人の声や各種データから知ることができる、街の情報がつまったサービス。ライフスタイルや重視する項目に回答していくと選択した内容に合った駅を提案する機能がある。
北千住駅 
西日暮里駅 
池袋駅 

■乗降人員5万人以上10万未満の駅における家賃相場が安い駅は葛西駅・西葛西・浦安と東西線がTOP3に

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1日の乗車人員が5万人以上10万人未満の45駅にも注目し、家賃相場を調査した。

家賃相場が安い駅の1位は「葛西駅」(家賃相場7.05万円)で、2位「西葛西駅」「浦安駅」(同7.2万円)と東西線が上位を占め、TOP10のうち半数の5駅が東西線という結果となった。4位以降は「町屋駅(同8.2万円)」「荻窪駅(8.3万円)」「王子駅(8.8万円)」と続く。

1位「葛西駅」は、まちむすび※3によるとスーパーやコンビニが多く、運動に適していたり遊具が充実したりする公園、ジム・スポーツセンターがあり、子どもやファミリーに向いている駅と言えそうだ。東西線だけでなく、バス利用も便利な駅だ。2位の「西葛西駅」「浦安駅」は「葛西駅」の両隣の駅で、生活エリアが重なり合っているが、「西葛西駅」「葛西駅」は江戸川区にあり、「浦安駅」は旧江戸川を越えた千葉県にあるため自治体サービスや公共水道光熱費などの違いはチェックが必要だ。

※3 まちむすび
葛西駅 
西葛西駅
浦安駅

■乗降人員5万人以上の駅における家賃相場が高い駅は明治神宮前駅の16.0万円

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乗降人員5万人以上の駅における家賃相場を高い順に見てみると、最も家賃相場が高い駅は「明治神宮前駅」が16.0万円となった。千代田線と副都心線が利用可能で、JR山手線の原宿駅も近く、終電が遅くまであり交通の利便性が高い駅だ。

まちむすび※4によると明治神宮や代々木公園、インテリアショップやカフェ、スイーツ店など女性でも気軽に入れるお店があり、おしゃれが好きでショッピングが好きな人に向いている駅だ。

2位「永田町駅」、3位「国会議事堂前駅/溜池山王駅」はいずれもオフィス街にある駅で複数路線の利用可能なため、仕事やプライベートで外出が多い方にはオススメのエリアだ。

※4 まちむすび
明治神宮前駅

■LIFULL HOME’S PRESS編集長 八久保誠子(はちくぼせいこ)氏

『東京メトロは、1920年に東京地下鉄道株式会社として設立され、1927年に東洋発の地下鉄営業を浅草~上野間で開始されました。以来、都民の通勤・通学の足として、相互直通運転も実施し都心だけでなく郊外と都心を結ぶ主要交通網のひとつです。

交通の利便性は不動産物件の価値や賃貸物件の家賃に大きく影響します。今回は東京メトロの駅の家賃相場から「東京メトロの乗降人員別で駅における家賃相場が安い駅ランキング」を作成しました。乗降人員が10万人以上の駅の1位の北千住と3位の池袋は乗降人員も3位(北千住)、1位(池袋)となっており、複数線が乗り入れているアクセスの良さの魅力を考えると家賃相場は割安感があるといえそうです。

乗降人員数が5万人以下になると、10万人以上の駅の家賃相場よりさらに1~2万円ほど安くなることがわかります。上位の葛西・西葛西・浦安などは子育て層に人気の街でもあります。

家賃相場で割安感のある駅は、やはり東京メトロの駅でも都心に位置する駅は少なく、都心から多少周縁となっていますが、気になるアクセスなどの利便性は東京メトロ内であれば生活に影響するほどの大きな差はなさそうです。いろいろなものの値段があがっている物価高の現在、これから賃貸を探す際のひとつの参考にしていただければと思います。』

■調査概要

対象駅:東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」2022年度
※他鉄道との直通連絡駅および共用している駅は含まず
対象物件:LIFULL HOME’Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15m2以上40m2未満の賃貸物件
抽出期間:2022年11月~2023年10月
家賃相場:管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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