• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

4,930アクセス

3年続いた転貸レンタルスペースをクローズ。その理由と学び。

菊地美佳さん_画像 菊地美佳さん 第29話

2020/10/30 掲載

こんにちは、菊地 美佳です。今月、3年程続けていた転貸レンタルスペース( 貸し会議室 )を閉店しました。オープンした時は不動産投資を始めて二年目で、どんどん拡大していきたい!と色々な投資法に興味津々でした。

そんな時、転貸でできるレンタルスペースは、不動産物件を買ってリフォームするよりも初期費用がかなり少なく済むし、これから伸びていくマーケット!と聞き、早速始めてみる事にしたのです。

3年前というと、今ほどレンタルスペースも一般的に認識されておらず、転貸で運営する場合、なかなかオーナーの了解をもらえる物件が少なかったです。物件探しに苦労したことを思い出します。

いくつか当たる中でやっと借りられた物件の場所は、都心部の駅からまっすぐ歩いて3分の好立地にある小さな区分マンション。最大8名も入ればいっぱい、という広さでした。

少しは個性も出して…なんて思いつつ、1日でセッティングは完成。毎月家賃を払わなければならないので、1日も早くオープンしなければと思ったのです。賃貸物件とは比べ物にならないスピード感で仕上げました。



■ 黒字運営でも徐々に負担が大きく

そして晴れて開店! 最初に借りてくれたのは英会話教室を運営している法人でした。レッスン用に週に4コマ、毎週欠かさず予約を入れて下さり、とてもありがたかったです。

レンタルスペースの利用内容は、会議・商談利用やセミナー、個人でのワークスペース用が中心。他にも奥様方の手芸教室やメイク教室、ヨガの個人レッスンに、ちょっとした打ち上げ会場、撮影の着替え、メイク会場等、様々でした。

必要な時だけサクッと貸し切って使えるレンタルスペースというのは、それなりに需要があるものなのだな、と感心しました。

しかし、誰かが部屋を使えば、当たり前ですが多少なりとも汚れが出て、メンテナンスが必要になります。開店からしばらくは部屋の状態が心配で、お客様の利用後にしょっちゅう見に行って手直しや掃除をしていました。

でも、ゴミは持ち帰っていただく、セッティングは元通りに戻してから退出など、事前にルールを伝えておくことで、大きな問題は起きませんでした。リピート客も増えて黒字で運営できていましたが、手残りとしては普通の地方戸建一軒分くらいでした。

もっともっと関心を持って運営すれば、伸び代はあったのかもしれません。しかし、ひとつだけ離れた場所にある小さな貸し物件の管理は、メインエリアの物件再生や民泊開業などで忙しくなると、徐々に負担になってきました。

二つのOTAに掲載していたので、たまにダブルブッキングのトラブルもありました。物件は9階なのですが、ご高齢グループから「 エレベーターが点検日で使えず階段で登った!倒れるかと思った! 」とクレームが入ったこともあります。

同じマンションの違う部屋にレンタルスペースがオープンした時は、「 電球が切れています 」と連絡が入り、一時間ほど掛けて行ってみると、切れていたのはうちではなく、もう一つの方のレンタルルームだった、ということもありました。

利用者の方は同じ建物内だから、オーナーは同じだと思ったそうです。他にもその部屋のクレームが、こちらに届く事が何度もありました。少額で始められる分、参入障壁が低く、周りにはじわりじわりとレンタルスペースが増えていきました。

「 もうそろそろ辞めようかな… 」。そんな思いが頭をよぎるようになったタイミングで新型コロナが蔓延し、世界は一変。レンタルスペースは開店以来、初めての赤字となりました。

赤字は二カ月程で解消しました。リモートワーク需要を狙うことも考えましたが、オフィス街に近く、それなら会社に行くだろうという立地です。他に所有している郊外物件の方が断然、リモートワーク需要を感じました。

■ コロナを機に閉店を決意。残置物の引き取りはジモティで

「 得意な事に集中しよう 」。改めて自分を見つめるコロナ禍の時間の中、そんな風に思えて3年やってきたレンタルスペースを閉めることにしました。

今の自分にとって最も楽しく、収益が上がっているのはDIYしながらの戸建賃貸や民泊運営。レンタルスペースを辞めても、得意な分野に集中することで、なくなった売上分以上を伸ばせると思いました。

管理会社に解約の電話を入れた後、ドッと肩の荷が降りたのを覚えています。

退去日までに、部屋の中にあるホワイトボードやテーブルに椅子、その他荷物を空にしなければなりません。もう貸し会議室をやる気はないし、片付けの手間を考えるとグッタリしましたが、そんな時にはジモティー!

無料引き取り希望の連絡をアップして五分後には、譲る相手が決まりました。当日、玄関ドアの鍵を開けておいたら、中の荷物はほとんど運び出されていました。立ち合いもしなかったのでラクでした。

そして、退去日当日。部屋のダメージはほとんどなかったので、管理会社さんに鍵を渡して五分程で終了。ガランと荷物のなくなった部屋を見渡し、「 これまでありがとう 」という気持ちでドアを閉めました。



レンタルスペースで成功されている方はもちろん多くいらっしゃいます。きっと、その事業を楽しんで真剣に取り組んでいる方だと思います。逆に言うと、私はそこまで力を注げませんでした。

向いていなかったのでしょう。実際に体験したからそれがわかりました。私は自分の心が楽しめることを、これから集中してやっていこうと決意できました。

皆さんは、自分の好きなことや、得意なこと、苦にならず頑張れることは何ですか? 直接、不動産投資やリフォームなどに関係のない事でも良いと思います。

そういう自分の特性を踏まえた上で、生き方や働き方や投資について考えてみる事はとても大切だと思います。好きなことには苦労があっても乗り越えて継続していける大きなパワーが潜んでいるからです。

そして、好きなことを継続していけば、自分の後ろに他の人には真似ができない、簡単に追いつけない大きな【 参入障壁 】がいつの間にか出来ていると思います。自分にしか出来ないやり方をより一層探究していきたいな、と思った今回の一件でした。

10月に入り、海は北の風が合うポイントが気になる季節。ぐっと気温も下がってきて、インテリアも暖かみのある演出が気になりますね(^ ^)。次の季節のインテリアはどうしようかな?と考える時間がとても好きです。

それではまた次回、お会いしましょう♪



プロフィール

■ 菊地美佳さん

mikasan

東京都出身・都内在住・40代 主婦

旦那さんの実家で義理家族・義犬・義猫と、義理にまみれて仲良く同居中

趣味は夫婦共にサーフィンで休日は海に通っている

■ 不動産投資歴

人生は短い、何かしなくちゃ!と模索する中、競売を知った事をきっかけに2016年より不動産投資を開始

日曜大工の得意な父と共に実家をリフォームしていた経験とインテリア好きを生かし、海辺の物件を中心にDIYでコストダウンしながら物件を再生

2017年、健美家リフォームコンテストで審査員長賞を受賞

夢は夫婦で世界中のサーフポイントを暮らすようにゆっくり巡る事。自然の中にいる事、ワクワクする事が大好きです

■ 物件取得歴

□2016年
1号 千葉県
競売で戸建(DIYコンテスト受賞物件)

2号 千葉県
戸建

3号 千葉県
競売で区分マンション(売却済)

4号 千葉県
区分マンション

□2017年
5号 千葉県 戸建

6号 千葉県 戸建

□2018年
7号 神奈川県
二棟一括中古アパート

8号 東京都
中古木造アパート

9号 千葉県
戸建 再生後、売却活動中

10号 千葉県
木造アパート+小屋←現在再生中

11号 千葉県
戸建

戸建7戸・アパート(小ぶりのもの)4棟15戸・区分1戸を所有
毎月のCFは約50万円


ページの
トップへ