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法人化のデメリット

赤井誠さん_画像 第62話

こんにちは。赤井誠です。
不動産事業を行う場合、税金がいかに多いか、そういう中で法人化にどういうメリットがあるかを最近のコラムではずっと書いてきました。

個人の収入や今後の計画、目標年収など、個人個人により目標に違いがあるので一概にはどのタイミングが正しいとは言えませんが、ある程度の規模を超えてくると、どうしても法人の持つ様々な優位性を理解して、活用してくることが非常に重要になってきます。

是非、忘れてしまった方はもう一度読み直してみてくださいね。

・不動産は税金との戦い
・法人化のメリット−税率差と所得分散−
・法人化のメリット−生命保険の利用−
・法人化のメリット−共済の利用と相続−

ただ、法人化も良い面ばかりではなく、当然のごとくマイナスの部分もあります。
そのため本日は、法人化のデメリットをお話したいと思います。
主なデメリットは、

1.設立費用や決算処理に費用がかかる
2.個人事業主のような青色申告の特別控除がない
3.赤字でも法人住民税を払わなくてはならない


という感じでしょうか。
以下に詳しく説明したいと思います。

1.設立費用や決算処理に費用がかかる

法人の設立に際しては、どうしても費用がかかります。特に株式会社の場合は定款認証料と登録免許税だけでも、少なくとも20万以上のお金は必要です。私は単なる資産管理法人であれば、合同会社( LLC )で十分だと思います。

平成17年の新会社法施行で合同会社( LLC )が登場してすぐに、私は合同会社をつくりました。当初は、銀行や様々な場所で「 合同会社って何ですか? 」と訊かれましたが、今は十分に認識されていて、銀行でも合同会社だからという理由で不利益を受けたことは一度もありません

こちらであれば、登録免許税の6万円でほぼ作ることができます。ネックとしては、合同会社の場合は「 代表取締役 」ではなく「 代表社員 」という名前になるので、その辺の響きはあまり良くないかもしれません。しかし、私はこちらを選択しました。

また、私は経理処理を自分でやっていますが、税務申告は個人事業の場合に比べて複雑なため税理士さんに依頼する必要があります。この税理士報酬も少なくとも10万以上はかかりますし、経理処理も頼めばさらにかかりますので、その分は毎年の必要経費になってしまいます。

ただ、私の知り合いの中には自分で法人申告をしている強者もいます。ちょっと大変そうですけど・・・。

2.個人事業主のような青色申告特別控除がない

個人事業者の場合は最大で65万円の特別控除が可能ですが、法人にはその控除がありません。65万円といってもその30%が税金とすると、約20万円の節税になります。かなり大きいですね。法人化する前にこの部分はきちんと利用しておいたほうがお得です。 単純に最初から法人だけで買うと、その部分が無駄になってしまいます。

個人事業主である一定の規模に達したら、物件を法人で取得し、サラリーマンをやっていない方は自分の法人から得た役員報酬で給与所得控除をきちんと受けることで、控除される額をさらに拡大することができます。

3.赤字でも法人住民税を払わなくてはならない

法人の場合は、たとえ赤字であっても法人住民税の均等割課税の負担があります。赤字の場合は無駄ですね。ただ、今後も拡大を考えているのであれば、法人は確実に黒字化しておいた方が融資を受けやすいので、この辺は利益調整をうまくやっていけばいいと思います。法人は任意償却など償却も調整可能ですので、この辺はコントロールが必要かもしれません。

また、それ以外にも役員報酬が利益に応じて勝手に変えられないことや、役員が変わったりした際に、変更登記をしなくてはならないなど、様々な制限や費用がかかります。 そのため、作る際には後々、変更が必要ないようにしておかないと無駄な費用がかかります。

ただ、そうは言っても、法人に関しては税務上のメリットがたくさんあります。
読者の皆さんには法人化する前に、是非この辺をきちんと理解し、資産の拡大形成をしていってもらいたいと思います。長い目で見れば、法人設立は非常に重要な価値をもっていると思います。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 赤井誠さん

赤井誠
赤井誠さんのブログ

196X年 横浜生まれ
13棟97室の大家

■ 経歴

北海道大学大学院卒業後、某電機メーカーに就職。2013年に退社し専業大家となる。

不動産投資セミナーの講師等でも活躍。

知識ゼロからはじめて13棟97室。年間家賃収入は約1億800万円(2018年1月時点)

何事にも全力でチャレンジし、現在はアパマン経営に驀進中!

■ 所有物件一覧

□2005年
福岡市アパート 
1DK×10戸
2008年売却済み

□2006年
仙台市アパート 利回り17%
1K+ロフト×10戸
2012年売却済み

横浜市マンション 利回り11%
1K×23戸
2014年売却済み

□2008年
横浜市アパート 新築 利回り11%
1K+ロフト×6戸

横浜市アパート 新築 利回り11%
1K+ロフト×8戸

□2009年
横浜市戸建て 利回り15%
4SLDK+サンルーム

□2010年
横浜市アパート新築  利回り13%
1K×8戸

□2010年
横浜市アパート 利回り20%
1K×4戸

□2011年
横浜市マンション 利回り15%
1K×10戸,1LDK×1戸

□2011年
横浜市マンション 利回り15%
店舗,1LDK

□2012年
杉並区区分マンション 利回り16%
2015年売却済み

□2012年
柏市アパート 利回り20%
1K+ロフト×10戸
2013年売却済み

□2013年
藤沢市パーキング 利回り25%
30台
2016年売却済み

□2014年
横浜市テラスハウス 利回り13%
1LDK x 2

□2015年
横浜市アパート 利回り9%
2DK x 8戸

□2016年
横浜市マンション 利回り11%
2DK x 4戸+ 7LDK シェアハウス

□2017年
横浜市アパート 利回り14%
2DK x 4戸

□2018年
横浜市アパート新築 利回り9.6%
1LDK+ロフト x 2戸

□2018年
横浜市アパート新築中 利回り9.6%
1LDK+ロフト,店舗

□2018年
横浜市アパート新築中 利回り7.6%
1K x 15戸

さらに詳しいプロフィール
幼少期から現在までほか


■ 赤井さんの本

赤井誠
ゼロからの不動産投資(すばる舎)

赤井さん2冊目
本気ではじめる不動産投資(すばる舎)

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