光栄だ。
一緒に、近所を散歩。
戸建、更地、テナントを見学。
近所はお祭りで、ピーヒャララ。
しかし、優秀なIT企業の社員たちは、お囃子に浮かれる様子もなく、ワタクシの話を聞いている。
東京の人って、なんとなくカッコいい。
別件で、胸につかえていた問題も解決。
ようやくいい風が吹いてきた。
実はこの少し前、ひとつの物件の建物に歪みがあると指摘され、修復にかかる莫大なコストのことを考えると、気持ちもなえていた。
しかし、春の陽気で水分が蒸発し、地中が乾燥した頃、工事を発注。
高さの狂いは右で11mm、左が8mm。
工事は二日間。
地盤に砂を盛り、物件の水平を出し、ジャッキを10本位同時に使い、300mm角のコンクリート平板で、高さを調整。
必要があれば二枚重ねて100mm位の高さにして、ゴム製の薄いクサビを差し込み、微調整。
最終的には、左側、3mmのマイナスに落ち着いた。
工事中に昼寝できるほどの静かな作業。
ミリ単位の工事なので、電線や下水の調整も不要。
さすが、100年以上、ひき家(曳家)をやっている会社だ。
価格も良心的...
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