ドキドキな内容だった。
水道管のパッキンがイカれて、水がモレモレで、
床がヌレヌレになったそうだ。
水道屋に頼むのも時間がかかるし、
電話もするのも面倒なので、
パッキンを買ってきて、
グリグリっと、水道管をこねくりまわし、
すでに修理したという。
すばらしい入居者だ。
ありがとうございます。かかった費用は来月の家賃から値引きします。おいくらでせうか?
と返信すると、五分後に返信アリ。
「 部品代金は¥220− 」。
そこで、オトコ前な美人入居者の人件費を考慮し、
次回の家賃、
二千円値引きしますと提案。
すると、
「 そんな技術力はないのですが、
給料安いので助かります 」
と、謙虚なメールを受信。
つい、嬉しくなって、ワタクシは
「 ステキな返信だったので、
来月分は三千円引きにします 」
とトンチの効いたメールを送信すると、
大喜びだった。
年老いた母に、その話をすると、
本日、遠方の母の物件の電気工事に立ち会いが必要だと北電から連絡があったといふ。
そこで、考え抜いたあげく出した結論は、
弱った五十代の独身男性入居者、通称・松ちゃんに立ち会ってもらうことに決定。
家賃を二千円引きにするそうだ。
大家業のい...
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