アベノミクスか、東京オリンピックの影響か、利回りのいい物件は、すぐに満額で売れてしまうので、
面白くナイ。
買付を入れても、二番手だったり、満額の人が購入したり、苦悩の日々が続いた。
中でも、国道沿いの4,000坪の土地は、一年前から購入を検討していた。
フラットに開拓された土地の後方は、山と谷がセットになっている。
陽当たりがよく、神々しい土地だ。
何度も現地に足を運び、ジムニーで調査。
ハワイ島みたいに、自然と一体化している。
太陽が燦々とふりそそぎ、森の中から、
鳥の鳴き声が聞こえる。
ますます、ほしくなった。
しかし、この土地、問題がある。
市街化調整区域だ。
そこで、行政に直接電話して、確認。
やはり、屋根、壁、基礎のある建物は建てられないという。
五年後に市街化調整区域の見直しがあり、人口が爆発的に増え、住宅地が足りなくなった場合のみ、可能性があるというが、こんな北海道の片田舎では無理だ。
しばらくは放置プレイを実施。
土地に魂を残しつつ、泣く泣く転進だ。
つまらない思ひをして、眠れない夜を過ごした。
そんな時、夜中にワニ革の手帳を見ていたら、幹線道路に所有して...
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