ペンキ塗りや、重い砕石を運んで地面に敷くというような、過酷で単純な重労働なので、エリートにはオススメできないと説明したが、それでもいいといふ。
強い意志を持った本人の気力に押され、採用。
屯田兵四号と命名シタ。
四号が買った近所の四気筒改三気筒の物件を見に行ったのだが、これがまた、安くていい物件だった。
昭和末期の建築であるが、手を加えると、十分に稼働するアパートメントだ。
これで、550万円とは安い。
この物件に住みながら家賃をセーブして、空き部屋をリフォームする作戦だといふ。
不動産投資家としてやっていくのであれば、これくらいの根性が無いと成功しないと思ふ。
実際、大家になると、様々な入居者に遭遇スル。
先日も、滞納常習者の老婆から、電話を受信。
いきなり涙声だ。
また、家賃が遅れるのだろうと思ったが、ありがとう、ありがとう、と連呼する。
「 大家さんから贈ってもらったストーブ、暖かくてありがたい 」
そういえば、以前、この入居者が、体が冷えて、冷えて、つらい。と、困り果てていた。
そこで、ビーズデンキ( 仮名 )に行き、老人でも操作が簡...
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