東京は人口密度が高く、人間の層が厚い。
羽田空港から乗った六十代後半のタクシーの運転手。
気骨のあるタイプだ。話も面白い。
バブル時代は、土木会社を経営していて、年商五億円あったそうだ。
悠々自適で、酒池肉林の世界だったそうだ。
三階建ての豪邸を新築し、新車のメルセデス・ベンツのSクラスを乗り回し、一千万円のゴルフ会員権を二口、所有していたそうだ。
しかし、その後、バブル崩壊。
メルセデスを売却したが、焼け石に水。
ゴルフの会員券のローンが支払えなくなり、豪華な自宅は競売にかかり、六年目に手放したそうだ。
宿泊先のホテルに到着し、支払いが終わった後、
「 あの時、貸家を買っておけばよかった 」
と、アタマを抱えて嘆いていた。
売上を伸ばすことも重要だが、
富を維持するのは、難しい。
できるだけ、
不動産にして保持するのがいい。
翌日、黄金ガール様のインタビュー。
喫茶店を経営していた頃、
銀座に疲れたホステスが同じ店で夜の部を運営し、
商売が繁盛したそうだ。
また、詐欺師の見分け方は、
身なりはいいのだが、
歯が欠けているそうだ。
黄金ガール様が、どん底の状態から、どのようにして、投資する女子の憧れの存在になっ...
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