三月の東京セミナーを根性で乗り越え、四月上旬にバブの幼稚園入園を見届けてから、入院だ。
仕事と子育てのストレスから、血糖値が上昇し、再検査と再教育のため、入院だ。
病院では、血液を抜くプレイ。尿を溜めて量を計る蓄尿プレイを実施中だ。
人間として、敗北感を味わっている。
栄養士から、油分、塩分、糖分の摂りすぎに注意すること。
野菜を食べること。
食事の間隔は5~6時間、開けること。
寿司はカラダにいい。
と指導を受ける。
食事は三食とも精進料理である。
ご飯のおかわりは、できない。
マイケル・ジャクソンのような食生活である。
こんな時は、「 硫黄島決戦 」( 潮書房光人社 )を読む。
硫黄島では、食料はおろか、飲料水もなく、朝、茶碗一杯の水が配給されるだけだった。
それに比べたら、かなりマシだ。
安部譲二先生の「 塀の中の懲りない面々 」を応用して、精進料理の前に、水やお茶を大量に飲み、胃の中を膨らませてから食事だ。
つまらない日々である。
その、つまらない入院生活を打破するための対処方法を考えた。
まずは、できるだけ個室に入院すること。
仕事柄、不動産業者からの着信が多い。
大部屋では電話...
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