10万円で二軒の物件の近所だ。
営業マンの空いている時間が午前11時から11時半。
今にして思ふと、相手の都合に合わせた時点で、いつもと違う感じがした。
二軒で10万円の物件
家から60kmほど離れている。
集合時間に遅れそうだったので、愛車レクサスLSのスピードを出した。
高速道路の追い越し車線を走行中、突然、道路の左端から閃光が走る。
この時は、空襲かと思った。
気を取り直して、クルマを走らせ、目的地到着。
100万円のボロ物件に、30万円といふ「 鬼のような指値 」( 商標登録申請予定 )を入れる。 しかし、30万円では購入できず、転進。
実は、ほっとした。
買えたとしても、リフォームに、推定100万円以上かかる。
手前には半壊した一軒家が付いており、このせいで陽あたりが悪い。
また、二軒で10万円の物件のリフォームも、まだ終わっていなかった。
過疎化が激しいこの街で、空き家を多数抱えるのも面倒だ。
130万円出すのであれば、もう少し高くても、もっといい物件があるはずだ。
坂井三郎先生の大空のサムライに、「 深追いはするな 」と書いてある。
実際、この物件を見送った数日後、...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる