決済直前に知ったのだが、売主の祖父が、昭和五十五年に2,000万円で買ったそうだ。
初任給換算すると、現在の4,000万円。
たしかに、あの頃の一万円には、価値があった。
バブル初期の頃の話だ。
最初の売値も2,000万円だった。
但し、この時は売りに出ていたのを知らなかった。
価格が下がってからネットで発見。
三月下旬に現地調査。
この時はまだ雪が1m以上積もっていて、敷地内に突入できなかった。
三角屋根のボロ物件が付いていて、表からは、再生すれば、何とか使えそうに見えた。
☆史上最大のボロ物件
四月上旬、少年兵コースケ( 仮名 )を連れて、再び現地調査。
長靴は常にLSのトランクに積んでいる。
この時は雪が溶けていて、奥地まで行けた。
3,500坪の土地を二往復すると、体力を消耗した。
この時期は雪の重みで笹が倒れて、太い木も落葉していて、歩きやすかった。
しかし、雪がなくなると、隠れていたゴミが大量に出てきた。
最初は見えなかったボロ物件の反対側の壁が、今年の大雪で四分の一位崩落した。
内部が丸見えだ。
突入しようにも、大量のゴミが天井まで届いている。
推定築六十年。ワタクシ...
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