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やさしい入居者と隣人。アパートの除雪方法。重機を持っている人に依頼するのが一番いい。

加藤ひろゆきさん_画像 第244話

最高気温も氷点下といふ真冬日が、一週間以上続いた北海道。
修行、あるいは、プレイの一環だ。
二月の中旬に気温が反転。夏までは上昇が続く。
株のチャートでいふと、今が買いだ。

さて、毎年、雪国の問題は除雪だ。
そこで、今回は各物件の除雪方法について解説しよう。



■ コーポKi

ホーマックといふホームセンターに、十年以上、除雪を依頼している。
年間四万円強。
十二月末から三月上旬にかけて、週に一回、排雪が入る。
積んだ雪の山を重機でダンプの荷台に積んで、雪処理場に運ぶ。
ただし、指定の場所に雪を集めなければいけない。

その役は、この物件の新築時から二十五年以上住んでいる、通称「 キャプテン 」が頑張っている。
毎年、冬になると除雪に萌える人だ。
数年前の真冬の日曜日の早朝、巡回していたら、キャプテンが上下スキーウエアを着て、ハーハーいいながら除雪をしていた。
申しわけないので、弁当代を数千円、置いてきた。
キャプテンの頑張りはありがたいのだが、時々、除雪にあまり積極的ではない入居者への指導をリクエストする電話が、ワタクシにかかってくる。
もはや、キャプテンといえば、冬の季語になっている。

そんなKiに、昨年末、「 ヒーロー 」が入居した。
自主的に職場から重機を借りてきて、時々、アパート周辺の除雪をしてくれる。
キャプテンも大喜びだ。
入居者に、重機を操縦できる人がいれば、楽になる。
業者と入居者のW除雪作戦で、見事に運営できている。
今度会ったら、謝礼を渡そうと考えている。

■ 女子限定アパートメント

2005年に購入後、除雪は近所の山岡砂利( 仮名 )に依頼。
夏は土木、冬は除雪の会社だ。
入居者から雪が積もると電話がかかってきて、山岡砂利に依頼していた。
雪の量によっても違うが、毎年平均五万円位。
一時間五千円の作業料から計算している。

ところが、五年前から、除雪を求める電話が、全くかかって来なくなった。
不思議に思っていたら、原因がわかった。
どうやら、二階に住んでいたお姉さんが、いつの間にか、BFと住んでいたらしい。
その彼氏が重機を運転してきて、雪が積もったら除雪をしてくれていたようだ。

五年間、自主的に除雪してくれた。
無償の愛である。
そのお姉さんが、昨年、重機のカレシと結婚のため、寿退去( ? )。
とてもショックだった。
今シーズンから、再び山岡砂利に依頼している。

先日、新しく入居した若いお嬢さんから連絡アリ。
駐車場の出入口に隣家の屋根の雪が落ち、1m位の高さになって、出られなくなったとのこと。
この隣家もワタクシの貸家だ。



あいにく、ワタクシが今から駆けつけても現場まで一時間以上かかる。
そこで、勇気を振り絞って、貸家の奥様にメールを発信。
「 入居者が今、ひとりで屋根からの落雪を除雪しています。できれば、HELPしてもらえませんか? 」
と提案すると、快く引き受けてくれた。

十分後、返信あり。
「 とりあえず、車一台通れるスペースは除雪しました。残りは主人が戻る夕方に除雪します 」
また、男手も必要だと思ひ、かつて、アパートメントの階段を塗ってくれた入居者の男性にもメール。
すぐに、手伝ってくれた。



その後、お嬢さんからメールを受信。
「 二人の手助けで、脱出できました。ありがとうございます 」
ワタクシも返信。
「 いい人たちに囲まれて、しあわせですね。隣人愛です。今日も一日、お仕事、頑張ってクダサイ 」
数分後、布団の中でテレビを見ていると、
「 大家さんも、今日一日、お仕事頑張ってクダサイ 」
と、メールが届いた。
申しわけない、そして、ありがとう。

■ 自宅と自宅前駐車場

自宅の近所の更地180坪を、「 半グレ・モータース 」( 仮名 )の駐車場として貸している。
常時、三十台以上の在庫が停まっている。
雪が降ると、大型重機で、ブイブイいわせながら、従業員が除雪にやってくる。

雪が降った後、自宅前でクルマをいじっていたら、重機に乗って若いメカニックがやってきた。
そこで、直接除雪を依頼。
快く引き受けてくれた。
一時間くらいかけて、家の前四台分の駐車場と、向かいの駐車場を丁寧に除雪してくれた。

最初は受け取らなかったが、弁当代千円と、クルマのトランクに積んでいた米2kgを配給すると、大喜びであった。
普通に業者に頼むと、一万円の仕事だ。
貸している駐車場は、クルマの入れ替えや除雪時に、駐車スペースが無い。
その時は、20m離れた、ワタクシの土地を一時的に貸している。

■ ぶったるんだ除雪

ある程度、積もった雪を除雪してあれば、あとはぶったるんだ除雪で十分だ。
度重なる実験の結果、積雪25センチまでは可能だ。
ただし、SUV。
暖房の効いた車内で仕事ができる。
除雪機も持っているが、寒い。

ジムニーとテリオス・ルキアといふう軽の四輪駆動を持っているので、雪を踏みつける。
車重で圧縮されて容積が小さくなる。
タイヤで踏んで轍ができると、雪の表面積が大きくなり、空気に触れる面積が拡がる。
すると、雪が溶ける速度が増す。


ぶったるんだ除雪

二月の中旬からは、砂を撒けば、太陽光を吸収し、
更に早く溶ける。
太陽光融雪だ。

ぶったるんだ除雪は邪道だ、といふご意見もあるが、寒い中除雪をして、腰痛になった人や、更には脳卒中や心臓病で亡くなる方もいる。
いわば、シベリア強制労働のマイルド版だ。
極寒時には、できるだけ体に負担がかからない作戦を選ぶことだ。
所詮、溶けてしまえば単なる水だ。

■ 結論

毎年、この時期に、重機を導入しようか迷う。
持っていれば、張り切って除雪して、町内会のヒーローになれる。
くわえタバコで、重機をブイブイいわせながら、コンビニにコーヒーを買いに行くのもカッコいい。
中古で100万円前後か?
しかし、使わない時は不良債権だ。

ロードヒーティングも考えた。
しかし、何十戸も入っているマンションであれば効果的であるが、一軒家や小規模アパートであれば、経費の比率が高くなる。
一番いい方法は、やはり、重機を持っている人に謝礼を渡して作業してもらうことだ。

CASHFLOW101
http://cf101.chu.jp/
2/23/2019

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 加藤ひろゆきさん

加藤ひろゆきさん
加藤さんのブログ

大家・作家・随筆家。

ムービー・スターを夢見て、ハリウッドで200本のオーディションを受ける。マドンナやジャネット・ジャクソンのミュージック・ビデオ。ホンダやコカ・コーラのCMなどに出演していた。
米国スクリーン・アクターズ・ギルド(俳優協会)のメンバー。 渡米後六年間、頑張ってみたが、LA時代の後半は、芸能の仕事も激減、財務がタイトになり、ホームレスになる直前だった。乗っていたキャディラックを売却して、航空券を購入。残った200ドルを握り締めて玉砕寸前で帰国。

その後、つとめ人として再生を試みるが、アメリカナイズされた大和魂の受け皿はなく、挫折。うだつの上がらない人生から脱却するためには、不動産が必要だと感じた。安い中古車に乗って資金を貯め、大家業を目指し、激安アパート経営で再生。

現在の所有物件は一戸建8棟、アパート2棟、商業ビル1棟、貸店舗3棟、貸駐車場2区画、更地5区画。

CASHFLOW101のハンドル・ネームで、楽天ブログ(随筆)を、ほぼ毎日執筆中。
現在は北海道に住み、生きながら解放されることを目指している。晴れた日には土地の開拓、あるいは、マシンの走行実験を実施。雨の日には随筆を綴っている。

著書に

・メールアドレス
cashflow101ss(at)yahoo.co.jp
・楽天ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/investor101/
・HP
http://cf101.chu.jp/

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