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「大本営参謀の情報戦記」堀栄三を読んで。アパート経営に応用できるノウハウ。

加藤ひろゆきさん_画像 第193話

年末から正月にかけて、「 大本営参謀の情報戦記 」堀栄三( 文春文庫 )を読み込んだ。
久々に、何度も読み返す本に出会った。
ちょっと分野は違うが、アパート経営に応用できる良書だ。



著者は陸軍大学を卒業し、大東亜戦争中、情報参謀になった。
ドイツ担当、ソ連担当後、米国担当になった。
フィリピンでは米軍のルソン島上陸地点と時期をいい当てた人だ。

1945年8月6日。
テニアン島からのB29の出撃を察知したが、原爆がアメリカで開発されていること自体を知らなかったので、防ぎようがなかった。
また、1945年8月15日の日本降伏で実現しなかったが、同年11月1日の鹿児島県志布志湾への米軍上陸予定日も、ほぼ予測していた。
米軍の目的は、日本軍の航空基地を制圧して、飛行機で日本を空襲する戦法だと、早い段階で分析した。

印象に残った部分を書く。
「 ・ 」が、堀栄三情報参謀の言葉。
「 ↑ 」が、ワタクシの分析である。

・情報は収集するや直ちに審査しなければならない。
↑売り物件情報も数多いが、図面、あるいは図面になる前の情報を冷静に分析しなければいけない。
いい加減な売り物件情報や、すでに買主が決まっている物件が、時々、ネットに掲載されている。
図面の段階である程度絞り込み、現場で確認スル。

・「 鉄量を打ち破るものは鉄量のみ 」
↑アパート経営に例えると、資本力か? あるいは、立地、レバレッジ、土地の広さなども当てはまると思ふ。
また、実家が裕福な人には、よほど努力しないと勝てないといふことか。

・日本軍が孤立無援の中で必死に土地を占領している間に、彼らは、空域を占領していったのである。
↑補給の効かない場所に物件を買うな。
また、入居者がいない場所で、必死にリフォームするな。
そもそも、そんな場所で物件を買うべきではナイ。

・太平洋で日本が守備隊を配置したのが大小二十五島、そのうち米軍が上陸して占領した島は、わずか八島にすぎず、残る十七島はほったらかしにされた。
↑収益の上がる物件を重視する。
効率のいいアパート経営を目指す。
購入前にできるだけ物件を分析するべきだ。

・米軍はローテーションを組み、最低半年の間隔で、栄養状態のいい兵士を送り込んだ。対する日本軍は、玉砕するまで同じ場所で戦うしかない。
↑物件購入も計画的に。
上手くローテーションを組まないと、財務がタイトになる。

・戦略の失敗を戦術や戦闘でひっくり返すことは出来なかった。
↑最初に戦略を立てる。
何のために不動産を買うのか?
毎月、いくらあれば満足するのか?
どこに買うのか?
何が人生の目標か?
物件買って、楽しいのか?
また、最初に物件を高値で購入すれば、挽回するのは難しい。
収益のいい二棟目を買うほうがいいのかもしれない。

・米軍は補給を重視していた。資材を戦場の近くに四十五日分を保持するのを最小限の標準としていた。戦争初期には九十日分を目標にした。
↑アパート経営も補給だと思ふ。
巡回できる場所、リフォーム業者、賃貸不動産業者。運転資金。
新しい場所や遠距離の物件を購入する時、補給が効くのを確認してから購入しよう。
買付を入れるまでには、できる限り、自分で現地を調査する。

・南部九州は日本軍が作った飛行場が十二もあった。その上、志布志湾、鹿児島湾という海空のための絶好の基地がある。
↑米軍上陸の目的は飛行場と港の確保。要するに、インフラの確保だ。
アパート経営に置き換えると、現代では、空港、港、駅、高速道路などの政府が投資している場所は、田舎でも賃貸需要がある。
地形を把握し、航空写真をよく見て、投資しよう。ワタクシは事務所に札幌市の地図を貼り、所有物件をマークしている。
21世紀は、グーグルの航空写真やストリート・ビューで事前に偵察できる。

・敵の「 仕草 」を見逃すな。
↑米軍は上陸の前に暗号が飛び交い、空襲して、艦砲射撃の後に上陸する。
売り物件、入居、滞納など、「 仕草 」つまり、兆候が読み取れる場合がある。
この時は早めに対処方法を考えておく。
疑問に思ったら自分で確認する。
例えば、売家の場合、引越し ⇒ 空き家 ⇒ 売却といふパターンが多い。
引越しの時点で情報を確認すれば、いい売買ができる。
事前に察知した情報で、ワタクシは数棟、購入している。
売主との直接取引も何度か経験している。

まとめ
平和な時代に生まれた我々は、自由に不動産投資ができる。
本土を守った昔の日本人のおかげだと思う。
ありがたいことだ。

歴史をひも解いてみれば、過去の戦争の原因は、ほとんどが領土拡大。
つまり、不動産だ。
武力ではなく、平和的に、不動産を自由に売買ができる時代に生まれて、よかったと思う。
たとえ、不動産投資で失敗したとしても、硫黄島で玉砕した兵隊さんのことを思えば、命があるだけ、ありがたい。
また、再起をかければいい。

CASHFLOW101
http://cf101.chu.jp/
1/9/2017

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プロフィール

■ 加藤ひろゆきさん

加藤ひろゆきさん
加藤さんのブログ

大家・作家・随筆家。

ムービー・スターを夢見て、ハリウッドで200本のオーディションを受ける。マドンナやジャネット・ジャクソンのミュージック・ビデオ。ホンダやコカ・コーラのCMなどに出演していた。
米国スクリーン・アクターズ・ギルド(俳優協会)のメンバー。 渡米後六年間、頑張ってみたが、LA時代の後半は、芸能の仕事も激減、財務がタイトになり、ホームレスになる直前だった。乗っていたキャディラックを売却して、航空券を購入。残った200ドルを握り締めて玉砕寸前で帰国。

その後、つとめ人として再生を試みるが、アメリカナイズされた大和魂の受け皿はなく、挫折。うだつの上がらない人生から脱却するためには、不動産が必要だと感じた。安い中古車に乗って資金を貯め、大家業を目指し、激安アパート経営で再生。

現在の所有物件は一戸建8棟、アパート2棟、商業ビル1棟、貸店舗3棟、貸駐車場2区画、更地5区画。

CASHFLOW101のハンドル・ネームで、楽天ブログ(随筆)を、ほぼ毎日執筆中。
現在は北海道に住み、生きながら解放されることを目指している。晴れた日には土地の開拓、あるいは、マシンの走行実験を実施。雨の日には随筆を綴っている。

著書に

・メールアドレス
cashflow101ss(at)yahoo.co.jp
・楽天ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/investor101/
・HP
http://cf101.chu.jp/

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